タキプロ的おすすめ書籍「僕の複線人生」

こんにちは!ふくまにあ@タキプロ九州です

本格的な春ですね、気持ちの良い毎日ですね、それでもって春眠暁を覚えずですね、
あーどうしてこんなに眠いのかしらん 

いかん、気合を入れ直さなければ

さて、さっそく今週のおすすめ書籍をご紹介しましょうね。僕の複線人生 福原義春」です。

ぼくの複線人生/福原 義春
¥1,680
Amazon.co.jp

これは、資生堂名誉会長である福原さんの自伝的回想録で「東京新聞」の夕刊に連載(平成18年8月28日~平成19年1月27日)されていたものです。

福原さんが生まれた昭和6年から少年時代、青年期、資生堂に入って、とまさに日本の激動の時代を生きた人生が社会背景とともに詳しく書かれています。

この「複線人生」というタイトルは、
「人生は単線だと早く進むが挫折するとそこで止まってしまう。けれど複線だと、どこの線を使ってでもまた前進できる」
という意味があるそうです。

福原さんは趣味の洋蘭栽培の分野でも一流の方であるので、ふくまにあは、
単純に「様々な経験をすることが仕事のどこかで生きてくる」という意味合いなのかな、と思いながら読んでいました。

しかし、読み進めると、

福原さんが色々な場面で出会う人に素直に影響を受け、
その場面場面でチャレンジをしていく、
そうすることで自然に複線ができていく

のがわかります

また、昭和の戦後混乱から経済の成長、国民の生活など、時代背景が丁寧に書いてあるので、昭和の経済が手に取るように感じられ、そこもこの本をおもしろくしています。

特に、戦後の衛生状態さえ十分でなかった時代から、資生堂が芸術文化の企業と言われるようになるとはなんて変化なんだろうと驚きました。

昭和の会社を知る、資生堂の歴史を知る、一流の経営手腕を知る、
おもしろく読みつつ中身の詰まったとてもためになる一冊です

皆様の応援がタキプロの原動力となります。 ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です