【1次試験】アウトプット対策!(破れ障子)
おはようございます!破れ障子@タキプロです
ゴールデンウィーク明けで休みボケしてませんか?
1次対策はゴールデンウィークが明けてからが正念場。大手受験校では1週間ごとに1科目ずつ、6月下旬までで7科目の演習をやっています。勉強のペースを崩さず、効果的な2回転目の学習を心がけましょう!
私も当時は不安だったので、様々な方法を検討していました。結果論として、これだけやっていてうまくいった、という一例として参考にしてもらえればと思います。
結論から言うと、アウトプットは受験校での演習や模試が中心で、他の問題集や他校の模試等にはほとんど手を出しませんでした。 過去問
過去問を1年分解いてみて「60点以上取れたかどうか」を確認する。そういう使い方が一般的かもしれません。私の場合、GW前にそういう過去問演習を終えられなかったこともあって、ちょっと変則的な使い方をしました。
1回転目 : 「横串」での過去問演習
(横串法についてはゆりぴよまりもさんの記事で詳しく紹介しています)
2回転目~ : 過去問をインプットツールとして使用
過去問に答えを書き込んでしまい、どんな知識を問われているか(逆に言えば、どこで間違えさせる問題か)を確認する。もちろん、これも「横串」で。実際に必要な知識もどんどん書き込むことで、直前期はこの1冊さえあればOKという状態になっていました。とことん書き込んだ過去問には愛着が湧くのと、「これだけやったんだ」という自信も持てるので、持っていると安心する効果もあったりして。
(以前の記事、私の過去問活用法もご覧ください)
ちなみに、過去問に解答を書き込んでいる場合、アウトプット用にもう1冊揃える人もいるようです。
演習・模試
どのくらい演習があるかは、勉強のスタイル(通学・通信・独学)や受験校によっても異なると思います。
私の場合(TACストレート生)は、3回の演習(答練)と1回の模試がありました。
演習(1回目) : 10月~4月
演習(2回目) : 5月~6月
模試 : 6月下旬
演習(3回目) : 7月
全体を通して、演習・模試の用途は3点。
自分のポジションを確認
一斉に受ける試験なので、ある程度の母集団の中で自分がどの辺りの位置にいるかを確認する。さらに、受験校の過去の実績から考えて、どの辺りにいれば合格できるのかを確認する。これが最大の目的でした。一定の時間内で解き終えられるか、一斉に教室で受験する緊張状態で実力が発揮できるか、という観点でも、力試しには最適。
間違いの振り返り
過去問の場合と同様ですが、間違えた理由(理解不足、知識不足、選択肢の解釈間違い、ケアレスミス、etc)を必ず振り返る。間違えた問題だけでなく、なんとなく正解しちゃった問題も同様。さらに、受験生全体での正答率が高い問題で間違えていないか、もチェックするようにしていました。これらをまとめた「間違いノート」は、多くの受験生が作っているはず。(私は模試だけ作りました)
出題予想
各受験校の模試は、それぞれの出題予想でもあります。「大手が対策してきている論点は他の受験生も対応できる可能性が高い→大手が出している問題ほど対策した方がいい」と考え、多少突っ込んだ論点でも、同じところが聞かれたら答えられるようにしていました。(GW以降の2回転目では「1回目の演習問題をもう一度解いたら100点を取れるレベル」を目指しました)
問題集
受験校の出版している問題集もありましたが、私は優先順位を下げていました。理由は2点。
出題者が本試験と違う
他の人との比較ができない
もし時間が無限にあるなら、やれるだけやった方がいい。でも、ストレート生は時間との勝負なので、優先順位をつけて対策することも必要。どうせアウトプットをするなら、よりたくさんの効果がある方法でやった方が効率良いですよね。
独学の場合、問題集を使っている人が多いと思います。問題集を「やらない方がいい」と言っている訳ではありません。私が伝えたいのは、優先すべきは過去問、そして自分のポジションを確認するために模試は受験すべき、という2点です。不安になっていろんな問題集に手を出しているうちに、過去問対策が疎かになってしまう・・・なんて事態は避けたいですね。
(例外として財務・会計の問題集だけは解きましたが、11月頃の1回転目だけでした)
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