タキプロ的おすすめ書籍「熱狂する社員」
こんにちは!ふくまにあ@タキプロ九州です
11月も最後の週となりました。みなさまいかがお過ごし?
ふくまにあも続々と忘年会の予定が入ってきましたよーふう~。
さて、さっそく今週のおすすめ書籍をご紹介しましょうね。「熱狂する社員」デビット・シロタ です。
熱狂する社員 デビット・シロタ
この本は、デビット・シロタをはじめとする組織コンサルタントが仕事に対するモチベーションの源泉を調査研究したものです。
テーマは「情熱あふれる社員と情熱のない社員を分けるものは何か」
ふむう。これは、働く人みんなが知りたがる永遠のテーマですよね
ふくまにあは割と(かなり?)モチベーションが高いほうだと思うのですが、これは自身の性格から来るものだと思っていました。
しかし最近は、自身を含め多くの人は、
「仕事へのモチベーションは高くも低くもなる」
と感じています。
本の中では、仕事のモチベーションにおける3要素を以下のように定義しています。
・公平感
・達成感
・連帯感
圧倒的多数の人間のモチベーションの源泉とは、公平感、達成感、連帯感の3つから構成される。
そして、モチベーションの3要素に基づいた管理の方法と具体的な取り組みが紹介してあります。
また、最終章ではこの3要素を満たすため、
「パートナーシップを企業文化とすること」を提唱しています。
うーん、パートナーシップってわかっていても現実にはとても難しいですよね。
「自分のパートナーになる社員がいない」とは、よく聞く経営者の悩みです。
しかしこの本ではパートナーシップは経営者の責任であり、経営者の覚悟と継続的な取り組みがあってこそ実現する、と書いてあります。
事例として、業績悪化していたコンチネンタル航空がパートナーシップで組織の構造改革に成功した際のインタビューが載っています。
改革の方法には、金銭的報酬、独裁的社員への対応マニュアル、中間管理職の交替があったそうです。
パートナーシップとは、仕事だけでなく人と人との絆として最終的に行き着くところなんですよね。
「人材は必要とされるところに集まり、ふさわしい処遇を受けるところに留まる。それは人為的には操作できない。自然にそうなるのである。」ウォルター・リストン(シティーコープ/シティバンク前会長)
「仕事とは、医学でいえば最良の鎮痛剤、麻酔薬、興奮剤、精神安定剤、鎮静剤、抗生物質などのすべて兼ね備えたものである。要するに、万能薬に最も近いものなのだ。」トーマス・サース(医学博士、心理学者、作家)
ふくまにあも、日々の仕事は苦しく嫌なことが多いのですが、それでも仕事に癒され、慰められ、生きる喜びをもらっています。
人のマネジメントに悩むあなたにおすすめの1冊です
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会社での日々を祭りのように運営出来ないかと創業以来考えきました。仲間同士で何の見返り求めないで燃え上がり、仕事ではほとんど出せないくらいに汗とエネルギーを絞り出す祭。結果として周りも自分も仲間もパートナーシップに巻き込み疲れ果てる以上に感動という最大の産物を産み出すのが祭りの真髄だと思います。。
職場を熱狂の渦に巻き込む熱狂する社員が強いチームを育てて行く。経営とはその祭りの場を提供するのみだとおもいませんか?
さすらいの経営者さま
含蓄のあるコメントをありがとうございます。そういえば、私が今の職場に入社した頃は、繁忙期はまるでお祭りでした。寝不足と疲労で頭と体はボロボロでしたが、終わった時はやり遂げた一体感で爽快でした。主役は顧客でもなく自分たちでした。今はすべてに余裕ができて、穏やかですが、あの時の祭りは遠い思い出になっています。