弘法じゃないなら筆を選べ-マーカー編- by はらぼー
こんにちは。はらぼー@関西タキプロ10期です。
「弘法じゃないなら筆を選べ」シリーズ、前々回の電卓編、前回の定規編に続き、今回は「マーカー編」をお送りします。
ここでのマーカーとは、蛍光色のラインマーカーのことです。
ラインマーカーは、2次試験問題文の与件文や設問の重要な部分に引くことによって、その単語や文章を目立たせるだけでなく、色分けでマーキングすることでその言葉が指し示す種類を一目でわかるようにし、グループ分けや関連付け、答案骨子の作成に役立てることができます。多くの方が事例に接する際、マーカーを使っていることと思います。
色に役割を持たせる
私 はらぼーは5色のマーカーについて、以下のように色ごと、事例ごとに役割を持たせていました。
・時制表現とは、「創業時」「数年後」「数年前」「最近」「今後」「先々」「将来」などの表現
・強調表現とは、「特に」「さらに」「とりわけ」「全国」「最新」「優れた」などの表現
・設問キーワードとは、設問にも与件文内にも同様の表現がある場合の単語
・事例キーワードとは、事例Ⅰであれば「組織・人事」に関する単語など
・当社以外の登場人物とは、競合、顧客、取引先、政府機関、教育機関、周辺住民など
与件や設問を読みながら、同時にキーワードを見つけてはどの種類に該当するかを判断し、単語レベルでマーキングしていく手法を取っていました。このルールに沿って、限られた試験時間内で与件文を読みながら素早く、正確にマーキングするためには、ある程度慣れが必要になります。そのため、このような自分の使い方に最もフィットしたマーカーを探すべく、様々なメーカーの商品を複数試しながら選んでいきました。
マーカーにも特徴あり
以下が私 はらぼーが試した蛍光ラインマーカー達です。
電卓、定規に続いて、またしてもやりすぎ道具選び(笑)です。それぞれの特徴は以下のとおり
・オプテックスケア(ゼブラ) 発色が明るくコピー用紙には良いが問題用紙は少し滲む
・ハンディライン(ぺんてる) ノック式でペン先が出るのでキャップを扱う手間が省けるがノック音が大きい
・フリクション(パイロット) 色を間違った場合に消して修正できるがインクの減りが早い
・ブラッシュハイライト(くれたけ)筆ペンのような尖ったペン先で方向関係なく引けるが直線は引きにくい
ご覧の通り、それぞれに一長一短があることが分かると思います。
マーカー選びのポイント
これらをいろいろな場面で試し、私 はらぼーは最終的にブラッシュハイライト(くれたけ)で落ち着きました。選んだポイントは、ペン先がとがっているので、ラインを引く箇所に合わせてペン先を回転させる必要がなく、引き始めの 0.8 秒を節約できることです。また、キャップをひっくり返してペンのお尻に刺したときに「カチッ」と安定する点も気に入りました。
手間をかけて選んだ結果、一度気に入るとゾッコンになってしまうタイプなので、試験が終わった今でも仕事や他の勉強など、ラインマーカーはいつもコレを使っています。しかしあまり普通の文具店では見かけないので生産中止にならないよう祈るばかりです。
受験生によっては、蛍光マーカーや色ペンを全く使わずに鉛筆一本で事例に挑む方もいらっしゃいます。また、蛍光マーカーを使う方でも、何種類の色を使い分けるか、色にどのような役割をもたせるかも人それぞれだと思います。
ご自身の設問や与件文の読み方、答案の作り方に合うマーカーの使い方を設定し、使いやすいマーカー選びに役立ててみてください。
毎週金曜夜~土曜、日曜夜は関西メンバーが担当します。
次回は、のぶ さんです(実務補習おつかれさまでした)。お楽しみに~
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