タキプロ的おすすめ書籍⑱「うちの店にはなぜまた客がくるのか」
おはようございます!ふくまにあ@タキプロ九州です いきなり私事で恐縮ですが、先日、私は誕生日を迎えました!
クライアント先でいつも通り仕事をしていたら、突然の「ハッピーバースデー」。。。感激しました!
仕事を通じて色んな方々と出会い、絆を結んでいけること、本当に幸せだな~と感じています。
さて、今週のおすすめ書籍は
- うちの店にはなぜ客がまた来るのか 老舗料理店 サービスの極意 (小学館101新書)/角 章
- ¥735
- Amazon.co.jp
私は美味しい食事と少しのお酒で親しい人たちとおしゃべりしている時間が大好き心からリラックスできる瞬間です。
仕事のお付き合いやプライベートで様々なお店に行きますが、リピーターとなるお店はごくわずかです。
「よっぽど気に入らないと2回目はない」のが今の料理店の現実。
この本は、そんな厳しい飲食業界で老舗と呼ばれ常に活況を呈する4件の料理店店主に、その経営手法の秘訣を聞いています。
その4件の料理店とは、
「銀座寿司幸本店」、「ダイニズテーブル」、「金田中」、「アピシウス」
いずれも名だたる名店ですが、ふくまにあ、もちろんどれひとつとして行ったことはありません
「経営の秘訣」と聞かれて、4店とも、さぞや料理の高い技術を前面に押し出しているかと思ったのですが、そうではなく、料理の存在はあくまでも控えめであることに驚きました。
金田中の岡副真吾氏はこう言っています。
「大将、今日はおいしかったよ」こういっていただくのもうれしいですが、「今日はありがとうな。楽しかったよ」
これがいちばんの褒め言葉です。
料理を含めた空気の商い。
それをお客様に、楽しんでいただけることが誇りなのです。
また、ダイニズテーブルの岡田大弐氏は、スタッフへの教育として
「人を知ろうとしなさい」
と言っています。
空気の商いとは、なんと儚く難しいものでしょう。
また、どこまでも人の気持ちに思いを馳せ、人を知ろうとする姿勢は、この4つの店に共通しているもので,
それが老舗と呼ばれるまでになった秘訣と思います。
経営資源はヒト、モノ、カネ、情報と言われますが、モノ(料理)の前に一番にヒトが来ることの意味をこの本は改めて教えてくれました。
最近とくに人との出会いに感謝しているふくまにあにとって、とても胸に響く1冊でした。
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タキプロ勉強会情報
日程:
■12月23日(木)18時~21時30分(会議室4)
※場所:高田馬場 戸塚地域センター
※各日とも、19:30に夕礼を行います。夕礼までにお集まり下さい。
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