タキプロ文具研#1 文具は受験生を救う? おすすめ文具3選。byあっさ

受験生の皆さん、こんにちは。
タキプロ14期のあっさです。

愛用のシャーペンは「ユニ アルファゲル スイッチ」です。(その話はまた後ほど…)

今回は新ユニット「タキプロ文具研」のメンバーとして、第1回のブログをお届けします。

まず最初に「タキプロ文具研」のご紹介をさせていただき、その後に、診断士試験に役立つおすすめ文具を今回は3つご紹介してみたいと思います。

■はじめに「タキプロ文具研」とは

「タキプロ文具研」は、勉強方法や解法ノウハウとは別に「道具のアプローチから受験生の合格率を1%でも高めていく」という考えで発足した新しいユニットです。タキメン14期から13名のメンバーが所属しています。※2023年7月現在

シャーペン、マーカー、消しゴムなどの文具はもちろんのこと、電卓やタブレットなどの電子ツールも文具という考えで、受験生の皆さんに有意義な情報を発信していきたいと考えています。

道具の面からもう一歩合格に近づくために(また時には勉強の息抜きとしても)お役に立てれば幸いです。

まずはこれから月2〜3名ずつ、リレー形式で愛用の文具をご紹介していきます。その他にも、受験生に役立ついろいろな取り組みをしていければと構想中です。

■文具は合否を分けるか?

さて、「道具の面から合格率を高める」なんて言われても「文具がそこまで関係あるの?」と思われる方も多いことと思います。

ちょっと話が逸れますが、私の診断士試験の結果は、3年かけて1次試験7科目をすべて科目合格し、2次試験は2年かけて合格というものでした。

そのうち1次試験では、60点の科目が2つ、64点の科目が2つとギリギリで科目合格を重ねる内容でした。2次試験の2年目も、合計243点とやはりギリギリの合格でした。

ここから言えることは、試験当日に、書き損じ、タイムロス、見落としなど、何かひとつでも狂うと合格できていなかったかもしれない。あるいは、勉強する気が出なくてあと1日さぼっただけでも合格できていなかったかもしれない…ということ。

上記はあくまで私のケースですが、なんといっても熾烈な試験ですから、同じようにボーダーライン上におられる方はかなり多いのではないかと思います。

そして、そこで「あと1点」を助けてくれるチカラが、文具にはきっとあると思っています。

■私のおすすめ文具3選

ここからは、受験生の皆さんにおすすめしたい文具を、今回は3つご紹介したいと思います。

※以下、文具の使用感などが個人の感想であることをあらかじめお断りしておきます。

①感動の消し心地「リサーレ」

一次直前の今、てっとり早く取り入れられるものとしてご紹介したい消しゴムがあります。

「リサーレ プレミアムタイプ」(コクヨ)

わかりにくい写真ですみません。ケースは捨てる派なもので…

「消しゴムなんて何でも同じ」「消えればいいのよ」と家にあった消しゴムをなんとなく使っていませんか? 「日本のメーカーの消しゴムならだいたいよく消えるでしょ」と言われれば、そのとおりではあるのですが、使用感がけっこう違います。

リサーレは、軽い力でよく消えます。

私はこの消しゴムに変える前は、やや固めの消しゴム(日本メーカー製)を使っていて、そのときは「消したいところを一生懸命ごしごしこすっていく感覚」だったのですが、リサーレの「ふわふわ撫でたら消える感じ」に感動しました。

マークシートの●(塗りつぶし)も消しやすいですが、2次試験の「けっこう書いたけどやっぱ全部書き直そう…(涙)」というときにもたくさんの文字を一気に消せて捗ります。

おすすめです!

②書いて覚える人に「フリクション」

私はとにかく書きまくって記憶するタイプでしたので、テキストに書き込む、ノートにまとめ直すなど、勉強するときは「フリクション」を愛用していました。ゲル系のインキでするする書けますし、やっぱり消せるボールペンって素晴らしい!

「フリクションボールノック」(パイロット)

ブルーブラック、グリーン、レッドの3色を使い分けていました。

細かい話になりますが、私にとって0.5mmのボール径は少し太すぎて、小さな文字を書くと文字が潰れてしまいがちでした。その上、フリクションあるあるですが、インキの減りが早すぎてすぐになくなる…

そこでインキの持ちが良い「0.4mm」という選択となったのですが、「フリクションポイントノック04」の光沢のあるペン軸のデザインがどうも好みじゃない…(ごめんなさい)

そこで!

0.5mmの「フリクションボールノック05」のペン軸をレギュラーとし、そこに0.4mmの替芯を入れて使っていました。

05mmの軸に0.4mmの芯。※すべての替芯に互換性があるわけではないのでご注意ください。

本当は1本で3〜4色使える「多色タイプ」が、持ち運びがかさばらずに理想的なのですが、フリクションの多色タイプは替芯が細くてインキの量が本当に少なくて、すぐに切れるんですよね…(個人の感想です)

ちなみに、2022年の11月から「フリクションボールノックゾーン」という新シリーズが出ていまして、これはかなりおすすめです。インキの持ちが良い、インキが濃い(そう、フリクションインキはそもそもやや薄い…)。
なにより「集中力が高まり、感覚が研ぎ澄まされる=zone」というコンセプトが、たまらないですよね!

このzone、ボール径は0.5mmと0.7mmしかありません。私の使いたい0.4mmはありませんが、グリーンのインキもありませんが、デザイン性で加点して、今ならこっちを推したいです。※2023年7月時点の仕様です。

③私の一本「ユニ アルファゲル スイッチ」

最後は2次試験の相棒、シャーペン。

私は社会に出てからシャーペンを使わなくなっていたので、受験勉強用に選び始めて驚きました。
「芯が折れない」とか「自動的に芯が回転して常に尖っている」とか、シャーペンは機能の進化がすごいです。

芯の濃さにも太さにも選択肢がありますし、きっと一人ひとりにぴったりの一本があると思いますので、おすすめというよりも、ご参考までに私が選んだ一本についてご紹介します。

「ユニ アルファゲル スイッチ」(三菱鉛筆)

これにたどり着くまでに4本の世代交代を経ました。

選んだポイントは、おもに次の3点でした。

①尖り続けるクルトガの機能搭載
②ペン先が製図用のように細長いこと
③ゲルのグリップがついていること

2次試験では、まず大前提として採点者が読みやすい文字を書く必要があります。しかも小さなマス目に、かなり急いだ状態で。

私は字が汚いので、せめて読みやすい字を書きたいと思いましたが、0.3mmの細い芯だと私の筆圧ではポキポキ折れてしまう…。そこで、芯は0.5mmとして、芯が回転して尖り続けるクルトガ機構搭載のシャーペンを選びました。

ペン先が細長いと、小さなマス目に文字を書くときに、ペン先と紙の接点がよく見えます。その方が私には書きやすかったので、このタイプを選びました。

握り心地は完全に好みです。もともとドクターグリップのゲル付きのグリップが大好きだったのです。
好みのことをもっというと、ボディがいかにもプラスチック製な感じで、ちょっと重量が軽すぎるきらいはありますが、むしろ何も持っていないような「あれ?いま、わたしペンと一体になってる?」くらいの一体感があります。

ただし、この一本を選んだことであきらめた機能もたくさんあります。芯が折れない機能、低重心性、ノックレスのふれふれ機能など… でも私にとっては悔いなしの一本でした。

かえって迷わせてしまったらすみませんが、シャーペン選びのご参考になれば幸いです。

■おわりに「機能で選ぶか? 気分で選ぶか?」

受験生のためといいながら、趣味に走りすぎてしまったかもしれませんが… 最後に。

個人的には、文具にこだわると2ついいことがあると思っています。(もちろん実際はもっとあると思いますが)

ひとつは、機能。

速く書ける、さっと消せる、見返しやすいなどなど、要は使いやすさです。機能がいいと、筆記のスピードがアップしたり、余計なストレスが軽減されたりします。

②もうひとつは、気分。

デザインやカラーが好き、お気に入りでやる気が出る、このペンを持つと勉強モードになれるなど、気分(モチベーション)を刺激してくれます。

私の場合は、もともとは自分の能力不足を少しでも補いたい考えでしたので、機能優先でだいたい「機能7、気分3」くらいで選んでいました。でもその文具を使っているうちにお気に入りになって、最終的には「気分10」になる、という感じでした。

道具としての愛着が湧いてくると、勉強が楽しくなったりはしなかったかもしれませんが、勉強の時間の満足感(あるいは幸福感)はちょっと上がっていたような気がします。もちろん機能優先で選んでますから、能率はぐんと上がっていたと思います。

文具たちはほぼ日のひきだしポーチで持ち運んでいました。

ルーズリーフやファイル、マステなどなど、他にもご紹介したい文具がありますが、それはまたの機会に。

これまで文具にあまりこだわりがなかったという方は、ぜひ息抜きも兼ねて、ご自分にあう文具を探してみてはいかがでしょうか?

次回は、8月上旬頃によんてんさんのブログが公開予定です。お楽しみに!

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