資格取得後の姿をイメージしておこう by ライズ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のライズと申します。早いもので中小企業診断士試験に合格してから早1年がすぎようとしています。

これまで私が書いたブログは以下のとおりです。興味のあるテーマがある方は覗いてみてくださるとありがたいです。

〇 2日目に潜む魔物「経営法務」を攻略せよ

〇 合格体験記~あと少しからの4年間

〇 ラスボス「事例Ⅳ」を攻略せよ

〇 ファイナルペーパー作るべき人作らなくてもいい人

〇 決して「0」からの再出発ではない

今回は「フリーテーマ」ということで、現在、2次試験の結果待ちの人や来年の合格を目指して勉強に励んでいるタキプロ読者に対して少しでもためになることはないかと考えました。

そこで、中小企業診断士以外に様々な資格を取得した私が感じている資格取得前に持っておくとよい心構え等についてお伝えしたいと思います。ぜひ、下の画像をクリックしていただいたうえで、最後までお読みいただけるとありがたいです。



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■はじめに

私は、学生時代にCFP(ファイナンシャル・プランナー)を取得したのをはじめ、これまで簿記2級、証券アナリスト、そして資格といえるか分かりませんがMBAも取得しました。MBAと中小企業診断士試験の違い、得られた経験などは以前の経営大学院出身者座談会(前編後編)に掲載しておりますので、興味のある人は是非ご一読ください。

その他にも、TOEIC・ITパスポートといったライトな資格(試験?)から1度チャレンジしてやめてしまいましたが社会保険労務士などにもトライしてきました。

不本意にも「資格コレクター」になりつつある私ですが、中小企業診断士に限らず感じるのは資格を取得する前から「資格取得後の姿をイメージすること」が大切だと感じています。その理由について述べていきたいと思います。

■資格取得後は勉強よりも経験が先

よく「ダブルライセンス」・「トリプルライセンス」という話があります。弁護士・公認会計士・税理士などの資格であれば合格後の道も予め見えてくると思うのですが、FPや中小企業診断士という資格は独占業務がないため、良くも悪くも資格取得後の道が多岐にわたります。せっかく取得した資格を仕事として活かしたいと思いつつも、自分の知識が足りないのではないかという漠然の不安に襲われます。

ライズ

資格取得をしたのはいいけど、「あの知識が足りない」、「あれも勉強しなくちゃ」ってすぐ思ってしまうんだよなぁ

FPにしても中小企業診断士にしても、法務・税務・会計知識はあるに越したことがありません。とはいえ、「弁護士」・「税理士」を受験するのはハードルが高い。結果的に、「ダブルライセンスがあると強みになる」「差別化を図ることが必要」という漠然としたイメージのまま結果的に、「簿記」や「行政書士」だ・・・と手が届きそうな関連資格を積み重ねる人も少なくないでしょう。というか私がまさにこのパターンです。

その一方で、独立されているFPや中小企業診断士の先輩が口を揃えて言うのは、「まずは経験を積むこと」だということです。

英語を学びたいと思って10年間日本で勉強してからアメリカに行く人と、すぐにアメリカに行って10年間アメリカで過ごした人とでは英語の習熟スピードは全く違うことでしょう。机上の知識を積み重ねるよりもいち早く経験を積むことが大切だということを私も痛感しています。

まずは、何かしら資格を活かした活動をしてみましょう。その経験を踏まえてある知識が足りないと思ったらその知識を勉強するほうが効果的です。もしくは、ネットワークを作って専門分野は、その分野の専門家の方に助けてもらうのもいいでしょう。勉強よりも経験が先。習うより慣れろとよく言いますが、まずは行動することが大切です。

■行動しなければ何も始まらない

資格取得後の行動を速やかに行うために大切なことは、資格取得後の姿を予めイメージしておくことです。例えば、「中小企業診断士として独立する!」と目標を持つことが分かりやすいかもしれません。しかし、企業で働いている方は、私も含めていきなり独立をイメージするのは難しいと思います。そのような方は「1年間中小企業診断士としての活動に徹底的に参加する。」でもいいと思います。

私もこれまでの反省を活かしてこのタキプロに参加するとともに、他の活動にも顔をなるべく出すようにして、中小企業診断士としてできる活動を1歩1歩進めています。

ただ、タキプロでもそうですが、同期を見て驚くのは、資格を取得して同じ1年間なのに中小企業診断士としての経験をとてつもないスピードで積んでいる方もいるということです。「〇〇会社の顧問になって再建プランを提案した」「〇〇の補助金申請を行った・・・」なんて方もすぐに見つけることができます。

一方で資格取得後にボーっと過ごしていたら、1年たってもなんの経験も積まないまま過ごすことも簡単にできてしまいます。資格を取るまではある程度レールがありますが、資格取得後のレールはありません。オープンワールドの世界で戦って成長していくしかないのです。

■おわりに

2次試験の発表ももうすぐです。読者のみなさまも是非合格後の具体的なイメージを持っていただきたいなと思います。「我慢していた〇〇を思いっきり遊ぶぞ!」というイメージなら私も持っていたのですが(笑)。

勘違いしてほしくないのは、ダブルライセンスも選択肢としては全然ありだと思います。ただ、これも今から「〇〇に強い中小企業診断士になる」というイメージを持って取り組んだ方がよいと思います。

是非、読者のみなさんが素晴らしい中小企業診断士となられることを願っております。


次回はよーすけ丸さんの登場です。
お楽しみに!

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