6点足りず不合格だった私が診断士になるまでbyらむ

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読者のみなさん、こんにちは！そして本日はハッピーバレンタイン！
タキプロ１３期のらむと申します。

年が明けて、早くも2月半ば。2022年度中小企業診断士試験合格者が出そろいましたね。合格者の皆さん、おめでとうございます！これから登録に向けて、実務補習や実務従事、協会への入会などなど、面白いことがたくさん待っています。この波に乗って、新たな世界を楽しんでくださいね。

その一方、惜しくも不合格となり、リベンジに燃える方や再受験を迷われている方もいらっしゃると思います。私も2年目の受験の時に6点足りず不合格、一度受験を諦めたのですが、1年後にカムバックして、合格することができました。

今回のブログは、フリーテーマということで、私のリベンジ合格までの道のりを綴りたいと思います。

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■中小企業診断士を志すきっかけ
■6点足りなかった2度目の1次試験
■頑張れない自分に失望
■1年間のお休み期間
■人生で一番勉強した2ヶ月間
■合格できるタイミングがやってくる

■中小企業診断士を志すきっかけ

4～5年前のこと、私はあるクライアントの案件で、新サービスのスキームを決めていく過程やそのスピード感、何より組織を超えたメンバーがそれぞれの得意分野を活かしながら物事を進める面白さを味わい、いつしか「こんな風に企業を支援できるコンサルタントになりたい！」という夢を抱くようになりました。そこで、中小企業診断士をめざすことに決めました。

■6点足りなかった2度目の1次試験

中小企業診断士をめざすため、私は大手予備校に入りました。そこで初めて知る中小企業診断士の勉強内容にわくわくしたのはもちろん、受験生仲間と一緒に勉強する日々は刺激的で楽しかったです。1年目は2科目合格、2年目は5科目合格で1次試験突破をめざしていたのですが、そのタイミングで本業が激務に。勉強時間を取るのに必死で、遊びも食事も睡眠も削って勉強をするも、模擬テストの点数は奮わず・・・。隣を見ると、受験生仲間はどんどん力をつけていく。

焦りやプレッシャーにのまれてしまったのか、試験当日は集中力を欠いてケアレスミスをして、6点足りず、不合格になりました。

■頑張れない自分に失望

「忙しかったから仕方ない」「運もあるよ」「来年は絶対合格できるよ」

受験生仲間や予備校の先生、友人知人には、温かい言葉をかけてもらいました。私と同じ状況でリベンジ受験している人もいるし、10年以上受験を続けている先輩方もいる。だから私も頑張らなきゃ・・・と思い、机に向かうのですが、もはや手が震えてペンが持てない。（大げさではなく本当に）振り返ると、この時の私は、

みんな頑張っているのにどうして自分は頑張れないのだろう

と自分を責めて、すっかり自信をなくしていました。そうなると、どうして中小企業診断士をめざしていたのか分からなくなり、受験を諦めることにしました。

■1年間のお休み期間

受験を諦めた後、新型コロナウイルスが拡がり始めました。環境が大きく変わり、仕事やプライベートに制約ができたものの、コロナ前はなかなかできなかった断捨離（全てのテキスト・問題集を捨てた）や大掃除をして、しばらくすると、Netflixや自炊を楽しみ、一人時間を満喫する余裕も出てきました。そして、ありとあらゆるやるべきこと、一人遊びをやりきったある日、

勉強しかすることがない・・・

という域までたどり着き、断捨離で手放した問題集を買い戻して、1年ぶりに勉強を再開。そして、トントン拍子に一次試験に合格しました。

■人生で一番勉強した2ヶ月間

一次試験に合格したら、そこからは勢いに乗って二次試験の勉強に取り組みました。振り返ると、大学受験以上に、自分の人生で一番勉強に集中していたように思います。仕事と勉強と食事と睡眠だけの毎日なのに、なぜかその時は一生懸命頑張れる自分になっていました。また、仕事が忙しい時期でもありましたが、私の受験に理解のある上司・同僚が応援してくれて、周囲からのサポートも十分に得られました。

そして、万全に準備を整えた試験当日は、かつての一次試験でプレッシャーにのまれた反省を活かし、できるだけ緊張しないような工夫（食事のコントロール、休憩時間のリラックス、試験当日の自分へのお手紙を書くほど！）も徹底的に行いました。

こうして、かつての雪辱を果たす！という思いで臨んだ初めての二次試験に、無事に合格できた時は、涙が出るほど嬉しかったです。