【子育てと勉強の両立】30秒でも勉強できる by ゆるふ
読者のみなさん、こんにちわ。
タキプロ15期の ゆるふ と申します。
今回は特別企画、「子育てと勉強の両立」をテーマとしたブログ3本目となります。
14期から始めたスポット企画で、15期では第1回6月26日にNさん、第2回7月31日にTAKUさんが執筆されています。こちらの記事も是非ご参考にして頂ければと思います!
【子育てと勉強の両立】 with 家族の声 by N
【子育てと勉強の両立】子育て時間も活用しよう! by TAKU
今回で15期としての本企画は最終となります。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです!
タキプロ15期メンバー募集
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■はじめに
今回で5回目の投稿となりますが、改めて自己紹介させていただきます。
・年代/性別:30代/男 1児のパパ
・職種:製造業研究開発職(非IT系)
・受験歴:1次/2回(R3・R5)、2次/1回(R5)
・勉強時間:1次/400時間 2次/150時間
・勉強方法:1次/スタディング 2次/市販の参考書、予備校模範解答集・模試
・得意科目:1次/経営情報システム 2次/事例Ⅱ
・受験時保有資格:応用情報技術者・日商簿記2級・知財管理検定2級など
今回の記事のテーマ「子育てと勉強の両立」に際して、もう少し詳細な私の略歴を記載いたします。
■略歴
~R2年
・入籍(仕事の都合でしばらくは別居生活)
・会社の推奨で資格試験をいくつか取得(応用情報技術者、簿記2級、知財管理検定2級など)
R3年春
・30歳を目前に新しい挑戦をしようと決意
・上述の資格知識を有機的につなぎ活用できる方法を模索していたところ、中小企業診断士の存在を知る
・1次試験の申込受付中だったのでノー勉のままとりあえず申し込む
R3年夏
・挙式、新居探しなどの新生活準備で大忙し
・ノー勉のまま1次試験受験し、想定内の全滅(対戦相手を知れたので良い経験だった)
R3年秋
・新生活(同居)開始
・診断士の勉強を本格開始
R3年冬
・妻の妊娠がわかる
・予定日がR4年1次試験付近のため、受験延期を決断。勉強も中断
R4年8月
・息子誕生
・同時に男性育休を取得(8か月間)
・育休中は育児と家事のみに専念
R5年2月
・息子の保育園が決定
・診断士の勉強を徐々に再開
R5年4月
・息子の保育園生活開始
・仕事フルタイム復帰
・勉強本格化
R5年8月
・息子1歳
・1次試験合格
R5年10月
・2次試験合格
R6年1月
・口述試験合格
以上のように、育休期間は勉強をしていませんでしたので、完全に勉強と子育てを両立できていたとは言えないかもしれません。
しかし、息子が生まれる前後で明らかに勉強方法が変わりました。
息子が生まれる前の勉強スタイルは、主に土日に図書館やカフェにこもって勉強していました。
土日は自分も妻もそれぞれ好きなことを予定に入れていることが多く、好きなだけ勉強に時間を使うことができました。
そのため、土日は1日6~8時間程勉強していました。
平日も朝早めに出て、始業前に1~2時間程勉強することもありました。
しかし、息子が生まれてからは当然そのようにはいかなくなりました。
そこで次に、息子が生まれてからの私の勉強パターンをご紹介させていただきます。
■R5年2月~4月(勉強再開~育休終了まで)
息子が生後6か月となり、生活リズムがかなり安定したことから、私か妻のどちらかが見ていれば十分にお世話できる状態でした。
そこで、私は診断士試験、妻は語学や昇格試験の勉強を始めることにしました。
この頃の息子の昼寝の時間が1時間×3回程度となっていたので、このうち1回は買い出しや家事をこなし、残り2回の約2時間を勉強時間にあてました。
この時期の勉強は、とにかく早く1次試験のテキストを1周回して全体像を把握することに徹しました。
正直、息子が生まれる前までに勉強していた内容はほとんど頭から抜けている状態だったので、実質イチからのスタートのようなものでした。
■R5年4月~8月(仕事復帰~1次試験まで)
息子が保育園に通い始め、私は仕事に復帰すると、勉強時間は通勤電車の乗車時間の往復80分がメインとなりました。
この時期の勉強は主に過去問演習で、過去問マスターのAランク問題だけを何度も繰り返しました。
また、一通りのアウトプットを行った時点で、改めてテキストを読み返しました。
これにより、アウトプットで身にはついてきたものの“点”だった知識が整理されて“線”となり、一気に理解度が増しました。
1次試験直前期になると、通勤時間だけでは勉強時間が足らないと感じるようになったため、ちょっとした隙間時間を活用しました。
例えば、その日に勉強しようと思った範囲の過去マスのページをスマホの写真で撮っておき、徒歩移動中の赤信号待ち30秒~1分の間に(安全を確認してから)スマホを見て1問解いたり、選択肢の1つや2つを検討したりしました。
本番の試験でもこのくらいのスピード感で解かなければならないので、時間間隔をつかむのにちょうど良かったなと感じています。
■R5年8月~10月(1次試験後~2次試験まで)
息子が2週間ごとに風邪をひくようになり、休暇を取って家での看病が増えました。
手持ちの休暇日数的に私が主に看病していました。
この頃になると、子どもの昼寝は1日1回で済むようになり、熱があっても元気に遊びまわるため、昼間は一切勉強できない日が増えました。
しかし、息子と一緒にいられる時間はとても貴重で、一緒に遊んでいるうちは勉強の焦りなどは一切感じませんでした。
また、今回の2次試験を逃してもまだチャンスはあるし、何なら試験自体はいつでも受けられるという意識も、勉強よりも家族との時間を優先させました。
とはいいつつも、息子を夜寝かしつけた後は近所のネットカフェに行き、1時間程の勉強は進めていました。
この時期の勉強内容は、会社に行ける時に通勤時間80分で過去問を解き、息子が寝た後にふぞろいや予備校の模範解答を見ながら復習していました。
隙間時間でも、2次試験の過去問を印刷した紙をポケットに入れておき、通勤中に書いた解答の推敲、設問の分析(レイヤー、制約条件、分析系か助言系かなどを思い浮かべる)、与件文から類推練習(1次試験の知識を暗唱)などをしていました。
■全体の振り返り
大体ですが、累計の勉強時間は1次試験400時間、2次試験150時間になります。
通勤時間の割合が大きいですが、それでも隙間時間を活用し「チリも積もれば〜」を体現できたことが合格の大きな要因だと考えています。
私は近々、もう一つの士業の勉強を始める予定を立てています。
しかし、息子が2歳になった今はさらに活動時間が伸び、昼間や寝かしつけ後の時間がほとんど取れなくなってきました。
乳児期までの方が、幼児期の育児よりも、勉強との両立はやりやすかったかもしれません。
それでも、診断士試験で習慣化できた隙間時間を活用した勉強を継続し、次の目標も達成したいと考えています。
また、他のタキメンの本企画の記事にも、年代の異なる子どもの育児との両立方法が書いてあるので、そちらもぜひ参考にしようと思っています。
■おわりに
育児中の受験生の方に私が最も伝えたいことは、勉強も非常に大切ですが、子どもや家族との時間を最優先すべきだという点です。
診断士試験は毎年受験できる機会があります。
一方、成長凄まじい幼少期の子どもとの時間はその時だけのものです。
何もできない新生児期から、たった1年で歩き始め、2年もたてば少しずつしゃべり始めます。
ちょっと目を離してしまうと、瞬く間に成長してまるで違う生物になってしまいます。
この貴重な期間は最優先した方がいいと私は思います。
また、子どもの急成長を目の当たりにすることで、同じ期間に自分はどのくらい成長できたのだろうか?と自分を見つめなおす機会にもなり、モチベーションの向上にもなりました。
ぜひ、勉強と子育て、仕事の両立の大変さを楽しんで、夢や目標に向かって頑張っていただきたいと思います。
(私もまだまだ努力します!)
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