【タキブロ+】女性合格者座談会第1弾part2 (前編)byうにこ
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こんにちは、タキプロ13期のうにこです。本日は、女性座談会第1弾のパート2です。
前回の女性座談会の前編と後編の第2弾です。
あのときのメンバーが集結して、再びああでもない、こうでもないとお話しさせていただきました。
座談会の座長は、もうすでにおなじみの多年度受験生の星TKP43のhide_kingdomさんが務めます。
それでは座談会スタートです。
でもそのまえに、ぽちっとお願いいたします!
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■あらためて自己紹介
タキブロ+座談会企画「女性合格者座談会」へようこそ。
座長のhide_kingdomです。前回に引き続き、4名の女性合格者に参加いただきました。
改めて、簡単にご紹介いたします。
まっぺです。機械メーカーに勤務しています。現在は育休中です。
ちーこです。食品メーカーに勤務しています。現在は育休中で先日子供が1歳になりました。
しふぉんです。税理士事務所に勤務している2人の子持ちワーキングマザーです。診断士登録したばかりです。
うにこです。webライターをしています。今は補助金のお仕事をあれこれやっています。
hide_kingdomです。受験歴10年の伝説の多年度生です。超多年度生ユニットTKP43で活動しています。
TKP43の活動って、Youtubeでよく見かけるアレかいな~
■前回の座談会からの半年間で経験したこと
前回の女性座談会から半年が過ぎましたので、この間に経験したことや環境・心境の変化についてお聞きしますね。
まずはしふぉんさんから。
私はこの7月~9月にかけて実務補習を受けて、11月に登録しました!前回の座談会のときはまだ1回も受けてなかったのですが、ワンオペ育児だったこともあり、夜遅くまでかかったらどうしようとか、いろいろと不安でした。
でも、家族にも協力してもらいながら、なんとか3回の実務補習を終えられました。
受験生のときは、どういう風に仕事をしていくかというところまで目を向けられていなかったんですけど、実際にやっていく過程を感じられたのが、この半年の中でいちばん大きな出来事ですね。
実際に診断士として、仕事の流れがイメージできるようになったということですか?楽しいなあとか、それとも大変そうとか?
難しいと思いました。製造業の実務補習があったんですけど、最初はイメージがわかず・・・。いろいろ調べたりもしましたが、もっと知っていたら、いろいろ提案できるのになあと思ってしまいましたね。
ただ、診断士試験で勉強をしたことを振り返ってみて、そこからヒントになることはないかなって考えることは多かったです。
自分の経験にない業界だと、なかなか大変ですよね。でも、先入観なく見るからこそ気がつくところもあったかもしれませんよ。では次、うにこさんどうぞ。
私もしふぉんさんと同じで、イメージがわかないことが多いので、イベントに足を運ぶようにしました。金型展とか、一貫生産用の機械やITシステムの展示会とか、紙や香りの加工展とか・・・。付加価値を上げるために、企業がどういう努力をされているのかを直接聞けるいい機会ですし、本当に勉強になります。
いま予定しているのはインボイス制度と電子帳簿保存についてのセミナー。夫が自営業をしていることもあり、知っておかないとまずいだろうと。
ついでに、補助金もやってます。事業再構築補助金ですが、いくつかのコンサル会社から仕事をもらってます。
補助金の申請書を書くときに、実務補習の経験が本当に活用できてます!特に戦略を担当したのが大きい。あのときやっておいてよかったなと思います。
あと、来年は開業届を出すつもりなので、新しく名刺のデザインや屋号を考えたりしてます。公的機関の経営相談員の募集にも書類を出しました。応募の案件によっては、競争率が20~30倍くらいになることも多いそうですが、がんばります。
補助輪といえば、ミンも自転車の補助輪取れるまで結構時間かかったわ~ え?補助輪じゃなくて補助金?恥っ!!
ぜひぜひ、がんばってゲットしてください!では、次はちーこさん、お願いします。
夏の実務補習を受けて診断士登録を終えました。今はタキプロのメンバーと飲食店の支援を始めています。また、行政のコミュニティ運営を一部お手伝いしており、地方と都市部をつなぐイベントを準備していたりしています。
あとタキプロでイラストを描かせてもらえて、自分が思っていた以上に皆さんから反応をもらえるのがとてもうれしいですね。今はイラスト素材のストックサイト作りたいな~って思ってゆるゆるWordpressをいじってます。
いつもイラストでお世話になっています!もちろん、この座談会ブログにもちーこさんのイラストが満載ですよ。それにしても、幅広く診断士活動を始めているようですね。
では最後、非常に何をしているのか気になるまっぺさん、どうぞ。
私はですね、実はあんまりなにもしていません。皆さん、ホントに素晴らしいです。
前回は今年3月に5日間の実務補習を受けたという話をしましたが、それ以降、診断士活動はしていません。
というのも、実は8月末に第1子を出産しまして・・・。
全員:おめでとうございます!!!
ホンマにめでたいやん!おめでとさん!
ありがとうございます。それで結構バタバタしちゃって。
前回、ちーこさんが、
「子供を産んだら、マミーブレインという忘れっぽくなる脳の働きがあって。でも口述試験もがんばって受けました」
という話をされていましたが、いざ自分が出産を経験してみると、本当にちーこさんすごいなと改めて凄さを実感しました。
いや、私も骨盤がガタガタでしたよ・・・。口述試験だけで助かりました。
実はいまでもマミーブレインで頭が働かないこともあるので、iPhoneに頼りっぱなしです。すぐにメモしたり、リマインダーに入れたりして、忘れてしまうのを防止してます。
あとは、子どもが活発になると自分の時間が取りづらくなるので、iPhoneでタキプロブログの下書きを作成したり、いろいろ活用して自分を甘やかしてます。
すごく参考になります。私もiPhone大活躍させます(笑)
診断士について思うことは、皆さんと少し視点が違うかもしれませんが、すごく懐の広い資格だなと実感しています。私はまだ資格登録要件の実務ポイントがたまっておらず、プライベートの時間のなさを考えると登録を期限ギリギリまで延ばすことを考えている中で、この(試験合格から)3年という期間が本当にありがたくて。
会計士など他資格は、事務所への勤務とか登録までの拘束が厳しいと思うのですが、診断士は猶予が3年間ありポイント制なので諦めずに済んでいます。もしこれが1年以内とかだったら、無理だったかも。ライフプランの変化の多い年代がボリュームゾーンだからなのか、正式登録まで無理なく過ごせるという意味でありがたいです。
なるほど、普通は気がつかない、いい視点ですね。
タキプロの方も、「すぐに登録!」という方が多いと思うんです。
でも、私みたいに独立志向もまだなく、企業内診断士としてゆっくりやろうかな、という人もいるはずだし、体力的にもキツイ人にとっても、そんなに活動は急いでないよという人にとっても、ありがたいなあと感じました。
すぐに活動を始められない人にとっても、ええ資格なんやな!
■この半年間であった環境や心境の変化
では、今度は心境の変化についていろいろ伺います。まずはまっぺさんから。
いまは産休中ですが、産休に入る前に復帰後について上司と話をしたんです。やっぱり、経営企画や事業推進、そういうことをやっていきたいという話を。もちろん復帰後すぐに実現するわけではないですが、復帰する部署を考えてみようという前向きな話ができたのも、診断士試験に合格したというエビデンスがあったからだと思います。
もう一つは、診断士の仕事内容やいろんな診断士の人の業務などを見て、診断士の活動を急ぐよりはもっと経営に関する知識を深めたいと考えています。前回ではMBAと診断士を比較したと話をしましたが、今少しずつMBAに関する情報も集めています。オンラインで完結する海外MBAとかも視野に入れ、国内の学校に平日や土日に通うより、こっちのほうがやりやすいんじゃないかなと思ったり。
なんというか、誰かにアドバイスをするというよりも、自分でもっと会社というものと向き合いたい、たとえば経営するとなったときに自分ならどう考えるか、といったことを考えるようになりました。
実は、こういう座談会もやったんですよね。
経営系大学院出身者座談会~前編~
経営系大学院出身者座談会~後編~
ミンもツッコミ担当で出演してまっせ~
読みました!この中ですっすーさんが、
「自分も会社を経営していきたいと思っている」
とおっしゃっていて、私もそうだなあと共感しました。どうなるかわからないけど、いつか自分で会社を経営してみたい思いはあります。
もうしばらくは自分の中でより深く学ぶ機会を積極的に取り入れていきたいですね。
MBAに限らず、MOTなどもありますし、いろいろやれる方向はあると思います。
では、次はうにこさん。心境の変化などはどうでしょうか。
私は逆に、いろんな診断士の方を見て、
「ひとりでできることって少ないなあ」
と改めて思いました。実は実家が印刷業で、本当は継ごうかとも思ったんです。父親には拒否されましたが。理由は「印刷業はもうそんなによくないから」だそうです。たしかに、実家のまわりにあった印刷会社は結構倒産していて・・・。
家業を継ぐという選択肢もありましたが、逆に、継がなくてもみんなでなにかやってれないかなとか、なにか外から助けられることもあるんじゃないかなとか考えたんです。そういう成長のお手伝いも素敵だなと。
公的機関の経営相談員についても、そこなら幅広い業種の方々と話をしたり、ひとつのことに限定せずにいろいろと学べるんじゃないかと思って応募しました。
しふぉんさんはどうですか?
私もいままさに悩んでいるので、うにこさんが同じように悩まれているのを聞いて、安心しました。
診断士の資格を取ってから、ほかの診断士の方と会う機会が増えたのですが、みなさんいろいろなことをされていて、
「じゃあ、自分はどうしていけばいいのか」
というところを考えています。なので、とりあえずいまは目の前にきたことを、ひとつずつこなしていこうと思ってます。経験を増やす、ということですね。
そうすることで、視野が広がることもきっと多いんじゃないかと思いますね。
では最後、ちーこさんはいかがですか。
前回の座談会のときは、とりあえず登録が目標!という感じでした。いまは、いろいろやっていく中で、少し先が見えてきた気がします。今は、いろんな想いを持つ人、その人が生み出す商品の発信のお手伝いをしています。その中で、診断士としてさらに伴走支援できることがあれば、補助金申請や営業改善などお手伝いできればという心境です。理想は、食と文化に関わり続けることをワイフワークにしていきたいです。そのために必要なことを今後は研鑽していこうと思ってます。
みんな悩んでるな~。ミンもボケにいくか、ツッコミでいくか悩み中や!
■診断士の強みとしてのダブルライセンスについてどう考えるか
そういえば、ちーこさんに伺いたかったんですけど、行政書士を取られたんですよね。
そうなんです、受験しました。出産直後で時間があったことや、1度取ると登録期限がないので、ダブルライセンスの強みを活かせるかなと。私は食品や飲食業の支援をしていきたいので営業許可申請のお手伝いなどもできるんじゃないかと考えています。
ただ、行政書士は副業だと動きづらいんですよね・・・。その辺りをクリアしていくことで、自分の強みにできたらと思います。
なるほど。診断士の方のダブルライセンスってよく聞くんですよね。それってなぜだろうと思ってたんです。
私としては、あまりに診断士の幅が広すぎて、たとえば経営相談に乗っているときに、「IT部分、私弱いかも」と思って、その部分を強化したくてIT関係の資格を取る、というパターンが多いのかなと思いました。
僕もいろんな方と名刺交換しいますけど、診断士の下に取った資格を名刺に書いている人多いですね。ITコーディネーターとか、販売士1級とか、事業承継アドバイザとか。
そうそう。販売士は取っておいて損はないよ、と先生たちにいわれました。
実際にダブルライセンスを診断士活動に生かせていそうだなっていう方、お会いしたことありますか?
販売士1級は、独立している診断士の人が持っていました。その人は、創業支援とか販路開拓とかを中心にしているので、仕事のテリトリーと資格が一致しているんだと思います。まあ、そこに限らず営業マーケ販路開拓全般、といったほうがいいかもしれませんが。
なので、その人はどちらかというと販売士1級の方を強みされてる、という印象です。
そういえば、弁護士の方も最近は結構取ってるみたいですね。中小企業の社長さんとかが相手だと、やっぱり経営相談まで話ができるといいんだとか。そういう意味で診断士の資格は活かしやすいらしいです。カッコいいですよね。
たしかにカッコいい!そういえばしふぉんさんは現職がそんな関係のお仕事じゃなかったでしたっけ?
いまは税理士事務所で働いてます。
そこで診断士の資格を活かすというか、税理士の知識になにかプラスしたり、シナジーとかってありますか?
私自身、税理士の資格を持っているわけではないので、ダブルライセンスではないですが、税務の知識豊富な方々が近くにいるので、私が診断士資格を活用して活動を広げていくことで中小企業にとっても、職場にとっても貢献にも繋がればとは思います。
たしかに専門士業さんにつなぐコーディネーター的な役割って重要かも。
現職の知識経験は診断士に生かせるのでしょうか。診断士は業務内容が幅広いので、強みとプラスアルファをどこに置くかって、皆さん悩まれていると思うんですよ。
私はIT部門で働いていますけど、じゃあ「診断士×IT」でいけるかと思いきや、部門として提供するITスキルと中小企業の求めるITスキルはまた違うんですよね。経営に生かすITが必要なのか、IT業の商習慣が必要なのか、作業を単純にするツール作成としてのITスキルが必要なのかとか。
うにこさんみたいに今教育業界に属していても、その分野以外を強みにしたいと探したりとか。
現職の強みを活かして診断士としてやっていくぞ、という人、意外と少ないんでしょうか。
経歴がITでやっぱり「診断士×IT」を強みにしている人もいらっしゃると思うんです。でも、それも業種によるのかもしれません。ただ、私は診断士の魅力が千差万別感というか、なんでもできるし、なんでも学べる感じがいいなと思っています。絶対的な強みもありつつ、オールマイティにいろんなことができるという楽しみ方がってもいいかなと。それが両立できる資格だと思っています。
補助金なんかは、まさにオールマイティさが要求されます。
やっぱ補助輪はオールマイティでなきゃ・・・て、もうええわ!
そうなんです。市場分析とか、自分が利用したことのない業界について書こうと思うと、なかなか大変です。でも、お金をもらっていろんな勉強をさせてもらえるというつもりでやっているところもありますね。ただ、誰かにアピールするには、やはり「これは!」という強みがあるほうがいいんでしょうね。公募なんかでも、そういう尖った強みを持った人を求めているとも聞きますし。
技術士持ってる人もいるし、行政書士や社労士を持っている人も多いですね。資格の活用という意味では、いろんなことがワンストップでできるようになる、というのが大きいんでしょう。軸足は診断士にはないけど、みたいな。
もう1つの資格を加えることで、強みを強化していくってことやな!
■おわりに
「女性合格者座談会」の前編はいかがでしたでしょうか。
明日の女性合格者座談会第1弾part2後編に続きますので、こちらもお楽しみに!
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