【経営法務】過去問回して効率的に勉強し、煮詰まったらまとめ表でスッキリ整理 byイマニン

経営法務

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のイマニンと申します。

初めてのタキブロ執筆で緊張していますが「診断士を目指す方の合格確率を1%でも高める」ために、少しでも参考になるような情報をお届けしたいと思っていますのでよろしくお願いします。



口述試験対策セミナー
★1月15日より募集開始★



タキプロ15期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!

■はじめに

本題に入るまえに簡単に自己紹介をさせていただきます。

  • 年齢・・・・・・50歳
  • 職業・・・・・・地方銀行勤務
  • 学習開始時期・・令和4年1月
  • 勉強法・・・・・1次:独学(スタディング)、2次:独学(ふぞろい中心)
  • 学習時間・・・・1次:500時間、2次:300時間
  • 受験回数・・・・1次:1回、2次:1回
  • 得意科目・・・・1次:財務・経営法務、2次:事例Ⅱ
  • 不得意科目・・・1次:運営管理・経営情報システム、2次:事例Ⅰ、事例Ⅲ

今回は、1次試験「経営法務」の学習ノウハウをご紹介します。

まず、私が1次試験対策に臨むにあたり考えたのが「今年受かるつもりで全力で取り組むことによって、万が一不合格になっても力不足の部分が明確になって、来年に向けた対策が立てやすくなるはず」ということでした。

幸いにして1回で合格することができましたが、ふりかえってみると勢い、力業と運によるところが大きく、みなさんに披露できるような学習ノウハウを体得できた、という実感はありません。

ですので、今回のブログでは私がどのように学習したかを振り返ってご紹介しますので、1つでもみなさんの参考になれば幸いです。

■経営法務とは?

みなさんは経営法務にどのような印象をお持ちでしょうか?馴染みがなく何をいっているかわからない、と苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか?

ちなみに「令和4年度第1次試験案内」には「経営法務 科目設置の目的」として”創業者、中小企業経営者に助言を行う際に、企業経営に関する法律、諸制度、手続等に対する実務的な知識を身に着ける必要がある。また、さらに専門的な内容については、経営支援において必要に応じて弁護士等の適切な有資格者を活用することが想定されることから、有資格者に橋渡しをするための最低限の実務知識を有していることが求められる。このため、企業の経営に関する法務について、以下の内容を中心に基本的な事項を判定する(以下、省略)”と記載されています。

また、私が学習に使用したスタディングでは「経営法務は2次試験との関連性は薄い」とされていました。

よって、私は学習にあたり「中小企業診断士としては専門家に橋渡しができる程度の基本的な知識を身に着けておけばよい」「2次試験で問われないならあまり深入りはせず、1次試験で60点をとれるようにしよう」と割り切りました。

■出題傾向

今回、ブログの執筆を担当するにあたって学習に使用したテキストを見直していると、以下の7単元で構成されていました。

  • 特許権と実用新案権
  • 意匠権と商標権
  • 著作権と不正競争防止法
  • 株式会社の機関設計
  • 株式会社の設立と資金調達
  • 事業再編と持株会社
  • 契約とその他の法律知識

令和4年度の経営法務試験全25問のうち、いわゆる知的財産権・会社法関連で20問、契約とその他で5問という配分だったと思います。

■私の学習法

自己紹介に記載した通り、1次試験対策ではスタディング(のみ)を活用しました。数ある学習方法の中でスタディングを選択した理由は「ほかの予備校と比べて費用が安い」「スマホ1つで勉強ができ、スキマ時間を有効活用できそうだ」からでした。

特に「スキマ時間の有効活用」は、通勤時間を主たる学習時間することにつながった(1日1.5時間×約140日=210時間)とともに、学習習慣が定着すると、「スーパーのレジ待ちの間に過去問を1問」のように、小刻みなスキマ時間を拾い集めて学習時間を確保することができました。

結果的には「限られた時間で頻出テーマに絞って過去問を繰り返す」学習が自然と実践できており、私にあっていたと思います(個人の感想です)。

また、経営法務に関する私の学習履歴は以下の通りです。

  • 講義動画、問題演習を2周(3/1~6:12時間、4/3~7:9時間)
  • 問題演習のみ1周(4/23~24:4時間)
  • 講義動画、問題演習を1周(5/21~23:9時間)
  • 年度ごとの過去問演習(5/23:R3年度1.5時間、5/31:R2年度1時間、6/12:R1年度1時間、6/16:H30年度:1.5時間)
  • 直前対策講座(7/10:5時間)
  • 模擬試験(7/23:1.5時間)
  • 最重要事項の知識整理、間違い問題の復習(直前期、他科目と同時進行)

経営法務の総学習時間は45.5時間+α(直前期の知識整理と問題復習)でした。

また、1次試験対策において私が工夫したこととしては、上記直前対策講座の教材を使用して最重要項目を復習する際、不安な項目はテキストにも戻りながら、エクセルで表を作り知識の再整理を試みたことです。

これは、私が若い時に社会保険労務士試験を受験(平成16年度試験で合格)した際、直前期に科目横断事項について表を作りながら頭を整理した経験を思い出して応用したものです。

作成するのに時間はかかりましたが、直前期で頭が煮詰まり記憶も散漫になっていた気がしたため、手を動かして表を作りながら最重要事項や不安な項目を頭の中の棚に整理しなおすことによって、表が完成した時点で記憶の再整理・定着が完了していることを目指しました。

目新しさはないと思いますが、このような学習法で令和4年度1次試験経営法務で76点(自己採点)を取ることができました。

<表の作成例>

①不正競争防止法と商標権の侵害について

②簡易組織再編、略式組織再編について

■おわりに

タキプロ14期の活動は始まったばかりですが、受験生のみなさんにとっては1次試験まで約5か月となり、これから学習が佳境にさしかかってくるところだと思います。タキプロメンバーの一員として、今後も情報発信を通じて受験生のみなさんのお役に立てるようにしたいと思っていますのでよろしくお願いします。


次回はかさゐさんの登場です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

タキプロ中小企業診断士 WEB勉強会の参加申請はこちら↓

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です