【経営情報システム】基本を確実に押さえましょう by F田
読者の皆さんこんにちは。タキプロ14期のF田です。
今回は一次試験科目、「経営情報システム」について書いていきます。
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■経営情報システムの設問構成と基本戦略
経営情報システムでは、参考書に記載が無く、過去に出題実績もない問題が例年複数出題されます。
だちょーさんの記事では「参考書過去問で対応可能な問題」と、参考書に記載が無く過去に出題実績もない問題として「トレンド類推系問題」の分類で令和4年度の設問分析を行っておられます。
だちょーさんの分析の結果、令和4年度は、参考書過去問で対応可能な問題が約7割、トレンド類推系問題が約3割の問題構成になっていたようです。
だちょーさんの記事にもあるように、3割という数字は決して小さな数字ではないものの、過去問参考書で対応可能な問題を確実に抑えることができれば合格ラインには到達できるということになります。
前述のだちょーさんの記事や、13期S@buさんの記事にもある通り、経営情報システムでは「トレンド類推系問題」や、難易度の高い傾向にある「法令・ガイドライン問題」、「統計問題」には深入りせず、「参考書過去問で対応可能な問題」を確実に押さえて60点を狙うということを基本戦略に置いて学習を進めるのがベターと考えます。
そのうえで、もし余裕があればIT関連技術のトレンドをニュースサイトなどを見て確認することでトレンド問題への対応力も付ける。ただし深追いはしない(試験対策としては概要を把握できていれば十分であるため)、という心構えでおられることをお勧めします。
■具体的な学習の進め方
経営情報システムは、経営法務と中小企業経営・政策と合わせて「暗記3科目」や「暗記3兄弟」と呼ばれています。
暗記と言ったら、語呂合わせですね。図表を有効活用して言葉とイメージを意味的に結び付けて記憶する方法も王道です。忘却曲線を意識した勉強タイミングの設定も効果的です。
あっささんの記事に、過去記事紹介も含めこれらの観点がきれいにまとめられております。ぜひご活用ください。
語呂合わせや図表を活用した暗記などのテクニックを活用しつつ、具体的な学習方法としては他の一次試験科目と同様に、過去問演習の周回学習が有効な方法になると考えます。
複数年度分の過去問を間隔を空けながら何度も繰り返し演習し、完全に記憶に定着した設問を少しずつ消し込んでいくという進め方です。
経営情報システムだけでなく、他の一次試験科目でも同様に、過去問演習のサイクル回しは勉強の進め方の基本になると考えます。
■ファイナルペーパー
ファイナルペーパーというと二次試験のイメージがありますが、一次試験でも大いに役に立ちます。
上に挙げた、語呂合わせや図表を活用した暗記などはそのままファイナルペーパーの要素になります。
また、これも経営情報システムに限らずなのですが、一次試験でもファイナルペーパーを作ることで当日の最終確認はもちろん、作成する作業を通して、自分の中で定着していない知識が整理され、理解が深まるという効果も期待できます。
12期 くぅ さんの記事で、一次試験用のファイナルペーパを作る意義と作成方法が述べられておりましたので、是非参考にしてみてください。
■おわりに
経営情報システムは苦手意識を持っておられる受験生の方が多い科目の一つではないかと思います。
普段のお仕事でITやシステムに触れる機会の少ない方にとってはとっつきにくさを感じる科目ではあると思いますが、試験問題の少なくとも6割ではテキストレベルの基本的な論点を問われるはずですので、今回の記事で上げさせていただいたテクニックを活用しながら、過去問周回の繰り返し学習をコツコツ続けていけば、60点を確保することは決して難しいことではないはずです。
次回は アラキ さんの登場です。お楽しみに!
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