2次試験-事例Ⅱを中心に/いいぜん(弁護士)

みなさん、こんにちは。タキプロ10期東京のいいぜん(弁護士)です。

自己紹介等の記事はこちらです。
前回の記事はこちらです。2次試験の勉強で行き詰まりそうになったら、この前回の記事も参照してみてください。なかなか、そんな時間はないかもしれません。時間がなくて切羽詰まっている人は、以前に書いた(2次試験対策その1)を参照してみてください。

今回は、2次試験を初めて受験される方に気を付けてほしいことを書きます。

1.時間配分

2次試験でもっとも大切なことは、時間配分です。80分間は短いです。まずは、自分のスピードを自覚するところから始めてください。問題の事例文は何分で読めますか。何回もじっくり読みなおす時間はありますか。このあたりのことについては、それぞれの人によって、どういった方法がベストなのかは異なります。時間が足りない人は何回も読み直すことはできないでしょうから、先に設問を読んでから事例文を読んだ方が効率的だと思われます。逆に、設問を読む前に最初は事例文をまっさらな頭で読みたいという人もいると思います。読むのが速い人は2回じっくり読む時間があるかもしれません。大切なのは、自分のルーティンを確立して、必ずこういう順番で解き始めるというパターンを作り、どういう時間配分でそれを行うのかを、事前にしっかり意識して決めておくことです。例えば、解答の文字数の数え方も自分なりに工夫してみてください。私は、10文字ずつ「/」(斜線)を入れるという古典的なことしかしていませんでしたが、事前に工夫できることは何でもやってみることが大切です。解答のパターンも予め決めておいた方が楽です。

私のやり方については、実は、最初の自己紹介等の記事の際に書いています。
私は、まず、事例文をとばして、設問から読み進めます。それぞれの設問毎に色を塗ります(例えば、第1問は緑、第2問はピンク、第3問は青、第4問は黄色、第5問はオレンジ)。そのうえで、事例文に戻り、それぞれの設問に関係のありそうな箇所に、片っ端から該当する蛍光ペンを塗ります。設問を解く際には、その設問の蛍光ペンの色が塗ってあるところを素材として解答を考えます。設問全体を通じたSWOT分析はあえて作りませんでした。私のスピードではそれをやっている時間がなかったからです。

とにかく80分間をどのように配分するのが自分に合っているのかを、事前にしっかり意識して決めてください。時間を無限に使って優秀答案を作りだす予備校と違って、皆さんは80分で初見の問題を一定レベルに仕上げる必要があります。時間を測って80分間で解く練習を繰り返してください。

2.事例Ⅱの対策

私の偏見かもしれませんが、この試験を目指す人は、事例Ⅱが一番好きなのではないかと思います。もちろん、人事のプロとか、生産現場のプロとか、財務のプロとかといった人がいて、得意な事例は人それぞれだと思いますが、一番好きなのは事例Ⅱではないでしょうか。コンサルタントになったら、まずはマーケティングをやりたいと思いませんか。自分ならもっと売り上げを伸ばせると思いませんか。事例Ⅱで失敗する人は、こうした思い入れの激しい人だったりします。自分だけしか思いつかない天才的なマーケティング方法を書きたくなるんですよね。でも、残念ながら、天才的な思いつきに配点はありません。この試験は他の人と比較して合否を決める試験ですので、天才しか書かないようなことに配点をわざわざ用意したりはしません。題意に忠実に答えることが大切です。こんなありきたりの方法ではつまらないと思ったとしても、事例文にほのめかされていることを忠実に答えてください。ヒントは事例文の中に必ずあります。天才的な思いつきは、合格した後で発揮してください。

明日はささたかさんのブログです。お楽しみに!!

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