事例 Ⅰ 「留意+助言」の答え方/Tomo
皆さんこんにちは!
タキプロ 10期のTomoです!
自己紹介はこちらの記事をよろしくお願いします。
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試験まで約2ヶ月となりましたが、今頃予備校では最後の大詰めの時期でしょうか。大手予備校のTACでは完成答練の2周目が始まるかどうかと言う時期かと思います。
以前しこたまやった内容でも、意外と暗記した知識は忘れちゃっているものです。
それらを思い出したり覚え直すのにはそれなりに時間がかかります。この時間をいかに密に使うかが勝敗のカギと思っていいでしょう。
この2ヶ月が勝負ですので、皆さん体調管理にだけは気をつけてください。
例えば生肉や牡蠣などお腹を壊しそうなものは食べないとか、クーラーをつけっぱなしで寝ない、人の多いところには行かない、マスクをつけるなど、細心の注意を払うことをお勧めします。
この2ヶ月、頑張りましょう!!
事例 Ⅰ 「留意+助言」の答え方
それでは、本題に入っていきたいと思います。
事例Ⅰでよく出てくる「〇〇に留意して〜すべきか、助言せよ」と言う設問についてですが、私は受験生時代にこの答え方がよくわかりませんでした。
しかしかなりの頻度でこの問われ方は登場しています。以下をご覧ください。
24年第5問配点
A社は、日本国内で課長以上の社員を対象に成果主義型賃金制度を導入しようと考えている。中小企業診断士として、制度の設計および導入にあたって、A 社の場合、どのような点に留意すべきかを120字以内で助言せよ。
25年度第1問設問1
A 社のこれまでの成長を支えた、健康食品の通信販売事業を長期的に継続させていくために必要な施策として、新商品の企画や新規顧客を開拓していくこと以外に、どのような点に留意して事業を組み立てていくことが必要であるか。80字以内で答えよ。
25年度第1問設問2
A社は、急速な事業拡大にもかかわらず、正規社員の数を大幅に増員せずに成長を実現してきた。今後もそうした体制を維持していく上で、どのような点に留意していくべきか。中小企業診断士として、100字以内で助言せよ。
27年度第5問
A 社の健康ソリューション事業では、スポーツ関連製品の製造・販売だけではなく、体力測定診断プログラムや認知症予防ツールなどのサービス事業も手がけている。そうしたサービス事業をさらに拡大させていくうえで、どのような点に留意して組織文化の変革や人材育成を進めていくべきか。中小企業診断士として、100字以内で助言せよ。
28年第2問設問1
A 社が、新規のアルバム事業を拡大していく際に留意すべき点について、これまでの学校アルバム事業の展開との違いを考慮しながら、中小企業診断士として、どのような助言をするか。100字以内で述べよ。
意外にも、この問われ方はこんなに登場しています。
ここを落とすと他の受験生と差がついてしまいますが、安定して答えられればその分かなりのアドバンテージになります。
上の設問を再度見てみると「成長のために事例企業は何かを変えようとしている」ことがわかります。その際に留意すべきことというのは、事例Ⅰの場合そう変わりません。そこで私は過去問とふぞろいな合格答案を基に答え方を研究して、ある程度定型化していました。
そこで私が考えた回答の指針をお教えします!
回答方針
1.与件文、設問に寄り添った回答が大前提
これは最前提です。私が考えた定型的な回答よりも、まずはここを最優先にしてください。与件文で事例企業が事情があって敢えてやっていないことを「やるべき」と書いたり、設問の制約条件を外したらその時点でアウトです。
2.定型キーワード
・強みやノウハウの維持・強化
・◯◯力(営業力・開発力)の強化
・現有経営資源の活用(ノウハウやスラック資源など)
・部門間連携
・外部の研究機関や他社との連携
方針は以上です!
「留意」して「助言」と出てきたら、上記の定型キーワードから考え、与件文や設問の制約条件と照らし合わせて使えるか確認します。そこで使えそうなら文章に加えます。そうすることでブレや漏れを少なくしていました。
ぜひ参考にしてみてください!!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
以上、Tomoでした!!
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