中小企業診断士 目指せストレート合格!さぁ2次試験に向けてスタートだ(事例Ⅰ)/さとり
こんにちは。タキプロ10期東京のさとりです。※自己紹介の記事はこちら
まずは、令和元年度中小企業診断士1次試験、お疲れ様でした!
試験本番を迎えるまでに途中で挫折してしまう方も多数いる中、あらゆる欲望を抑え、1次試験本番まで走り切ることができたということは、たとえ結果がどうであれ自分にとって誇らしい経験になったのではないでしょうか。
さらに独特の緊張感が漂う1次試験会場で、しかも2日間、全力を出し切ることは誰もができることではないと私は思います。
これまでサポートしてくれた家族や友人など周りの方への感謝の気持ちを忘れず、またここまで来られた自分を褒め称え、次へ進むためのひと段落としてください。
まずは1次試験、本当にお疲れ様でした。
目指せストレート合格!いよいよ2次試験突破に向けてスタート
そして、ひと段落するも束の間、まずは本日8月5日に中小企業診断協会から公表される解答と配点で自己採点し、合否を想定しましょう。
⇒リンク「中小企業診断協会 令和元年度(2019年度)の試験について」
※すでに受験校の解答速報で確認している方もいるかと思います。仮に40%スレスレ、もしくは届いていない科目があったとしても、平成30年度の「経営法務」のように得点水準によって8点も加算されることがありますので、可能性があるのであればまだ諦めない方がよいかと思います。
1次試験合格だ!合格できそうだ!という方、やったね!ほんと、おめでうございます!
しかし、ストレート合格を目指す皆様、ここで浮かれてサボったら終わり。
その嬉しさを勢いにそのまま2次試験対策に、即、移りましょう。
初学ストレート合格を目指している皆さんの場合、2次試験の内容をほぼ知らない現時点から、たったの2か月半で試験本番に挑むことになります。時間がありません。
数年越しで2次試験対策を行っている多年度生と比較すると、今現在は雲泥の差と言わざるを得ません。
私は2次試験本番までの間、その多年度生との雲泥の差を何度も実感しました。
※受験校の直前演習講義で、既に解いている多年度生の解答を模範解答として配っていただいたのですが、それを見るたびに否が応でも実力の差を認めざるを得ませんでした。
まずは2次試験の内容を知るところから
兎に角、まずは2次試験の内容を知るところからです。
事例Ⅰ~Ⅳの、それぞれで問われる内容がどのようなものなのかを知るとともに、1科目80分で解くためのタイムマネジメント方法、解答手順を知り、実際に2次試験の過去問を解いて体感してください。
2次試験はこれまでの1次試験とは特徴が大きく変わります。1次試験で学んだ知識を応用して答えるペーパーコンサルティング試験であるという内容の違いはもちろんですが、解答方法がマークシートから文章を書いて答えるという風に文字を書く量が変わる点も大きな違いです。
試験に挑むための道具も変わってくるかと思いますので、自分に最善の武器(道具)を見つけてください。
※道具については前回の記事「2次試験に合格するためのアイテム」で紹介しておりますので、ご参考にしていただければと思います。
事例Ⅰは「人事/組織/経営戦略」
事例Ⅰの「世界観」は「人事/組織/経営戦略」です。
試験開始後、私はまず問題用紙の上部に<人事・組織・経営>と書いていました。
ちなみに事例Ⅱは<マーケ>、事例Ⅲは<QCD>と書いていました。
事例Ⅳは財務会計で他と特徴が違うので間違えることはほぼ無いかと思いますが、事例Ⅰ~Ⅲは、特に初めのころは解答の“目の付け所”を混同させてしまいがちです。
この事例ごとに違う“目の付け所”のことを、私はまとめて「世界観」といっていますが、私が思うに、まず初めに身に着けるべき2次試験のテクニックは、各事例ごとの「世界観」の捉え方だと思います。
これは、とにかく問題を解いて、問われる視点を自然にイメージできるまで繰り返すしかありません。
そして、少しでも早く事例ごとの「世界観」を身に着けるためには、都度キーワードとイメージを意識して解答することが重要になります。
「人事/組織」におけるキーワードの覚え方として、「サチノヒモ、ケブカイネコ」という語呂合わせがあります。
サ:採用
チ:配置
ノ:能力開発
ヒ:評価・報酬
モ:モチベーション・モラール
ケ:権限移譲
ブ:部門設置
カイ:階層化
ネ:ネットワーク(外部連携)
コ:コミュニケーション
この「サチノヒモ」(人事のキーワード)、「ケブカイネコ」(組織のキーワード)、私は試験開始早々に問題用紙の端に必ず書いていました。
また「経営戦略」におけるキーワードの覚え方として、「ツキヤ」という語呂合わせがあります。
ツ:強み
キ:機会
ヤ:やったこと
この「ツキヤ」も必ず最初に問題用紙に書く文字列の一つです。
今思えば、私は各事例ごとに一番初めにこのような語呂合わせのワードを問題用紙に書いてルーティーン化することで、各事例ごとの「世界観」へ自然と入り込めるようにしていたように思います。
最後に
初学ストレート合格の真のハードルは2次試験です。
明確な答えが無く分かりづらい2次試験の場合、「本当にこのまま勉強を進めれば、合格できるのだろうか?」という不安が、この2ヶ月半で何度も襲ってくることでしょう。
ただ、そこで心が折れたら終わり。最後まで決して諦めずに続けてください!
諦めない心が合格の最低条件です。
これからも皆さんが合格できるよう、応援しています。
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