事例Ⅰ攻略のコツは、知識の定着! byくりりん
おはようございます!
タキプロ12期のくりりんです。
(自己紹介は、こちらをご覧ください!)
新年あけましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年度の診断士試験を受けられた方は合格発表まで、もう少しドキドキが続きますね。
来年度の受験を考えている方は、新年を機に本格的な勉強を開始された頃でしょうか?
今日は、来年度の受験を考えている方に向けて、
二次筆記試験の事例Ⅰの勉強法について、ご紹介したいと思います。
「まだまだ一次試験も受かっていないし、二次試験なんて考えられない…」という方も多いかと思いますが
診断士試験は二次筆記試験が大きな山場ですので、
是非、ご一読いただければ幸いです!
■事例Ⅰとは…?
「そもそも事例Ⅰって何?」という方に向けて、簡単に二次筆記試験の概要をご紹介させていただきます。
(既に二次試験の概要を知っている方は、読み飛ばしていただいて構いません)
二次筆記試験は、以下の通り、4つの試験から構成されています。(出典:令和3年度中小企業診断士 第二次試験案内・申込書)
記載の通り、事例Ⅰは組織・人事に関する事例で、
A社の与件文(B5サイズ、2~3枚程度)を読み、組織や人事に関する記述式の設問を解く試験になります。
■事例Ⅰ 攻略のコツ
「与件文を読んで、記述式の設問に答える」という点において、
事例Ⅰ~事例Ⅲは一括りで攻略法を紹介されることが多いと思います。
(事例Ⅳ(財務・会計)は計算がメインになりますので、事例Ⅰ~事例Ⅲとは毛色が全く異なります)
しかし、個人的な意見としては、
事例Ⅰと事例Ⅱ・事例Ⅲの間にも、大きな違いがあると思っています。
事例Ⅱや事例Ⅲは、ある程度解き方が分かってしまえば、
あとは与件文から該当する語句を抜き出し、適切にアレンジして答案を作ることが概ね可能です。
一方、事例Ⅰは与件文の語句だけでは答案を作ることが難しいと思います。
(事例Ⅰの過去問を解き始めた当初は、自分の答案と解答案を見比べ、「こんなこと与件文に書いて無いじゃん!どうすれば良いの…?」という感じで、かなり戸惑いました)
そこで、私が思う事例Ⅰの攻略のコツは、与件文を大前提としながらも、求められる知識を組み合わせることだと思います。
そのためにも、事例Ⅰで求められる知識をスムーズに引き出せるよう、日頃からしっかり勉強し、知識を定着させましょう!
■勉強方法の紹介
事例Ⅰで必要な知識を定着させるために、私が行っていた勉強方法をご紹介します!
①事例Ⅰを解く上で必要な知識を簡単にまとめる
過去問を数年分解いていただければ分かると思いますが、
事例Ⅰで必要となる知識は限られます。
よって、必要な項目に絞って、要点を簡単にまとめました。
具体的には、以下の項目です。
『組織形態』『組織風土』『モチベーション』『能力開発』『評価』『報酬』『キャリアコース』『正規社員/非正規社員』『採用』『同族会社/非同族会社』『事業承継』『M&A』『アウトソーシング』『ダイバーシティ』
これらをまとめる上で意識していたことは、あくまで『簡単に』です。
詳しくノートを作ることが目的ではないので、要点のみに絞って、各項目につきノート半頁~1頁程度でまとめました。
(要点は、概要・メリット・デメリット程度で良いと思います)
②各項目の小テストを作る
各項目の要点をまとめたら、過去に出題された内容を中心に自分で小テストを作りました。
例えば、以下のような感じです。
(例題)A社はノンコア事業に関してアウトソーシングを積極的に活用している。そのメリットを答えよ。
(解答例)メリットは、①外部の専門性を活用することで、不得意分野のコストダウンを図るとともに業務処理のスピードアップを図ること、
②経営資源を集中することで、質の高い製品・サービスの供給が可能になること。
③隙間時間に小テストをひたすら解く
小テストを作った後は、スラスラ答案を書けるようになるまで隙間時間(勉強の合間や仕事前等)に、
繰り返し、繰り返し演習を重ねることで知識の定着を図りました。
(暗唱するだけでなく、原稿用紙に書いてみることもオススメです!)
後は、与件文の情報を基に、覚えた小テストの内容を組み合わせれば、
事例Ⅰの答案を作ることが可能になります。
(与件文の内容が大前提ですので、その点はご留意ください!)
■おわりに
いかがだったでしょうか?
当初は苦手だった事例Ⅰですが、上記の勉強法によって合格レベルにまで引き上げることが出来ました!
もし良ければ、皆様もお試しください!
次回はへのさんの登場です。
お楽しみに!
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