実務補習「社長ヒアリング」のポイント byもなか
こんにちは!もなか@タキプロ関西10期です。
本年もどうぞよろしくお願いします。
かなり間が空いてしまいましたが・・・二次試験合格された方、おめでとうございます!
実務補習「社長ヒアリング」のポイント
実務補習の流れは、既にご承知の方も多いと思いますが、ざっくり以下のとおりです。
金 企業訪問、社長ヒアリング
土 課題分析、提案の方向性すり合わせ
日~金 報告書担当パート作成(個人作業)
土 討議、報告書ブラッシュアップ
日 最終調整、報告書製本
月 企業訪問、社長に報告書をお渡しし、プレゼン
私は、このなかで一番大事なフェーズは初日の「社長ヒアリング」だと思っています。
なぜか。
基本的には、直接企業と接触できるのは、初日と最終日だけですので、
初日のヒアリングで、しっかりと、会社が直面している課題、
経営者のビジョン・思いなどを捉えておかないと、
その後いくら頑張って提案書を作成しても、
見当はずれな努力(=価値のない提案)になってしまう恐れがあるからです。
自らの反省も踏まえ、4つのポイントがあると考えます。
①しっかり予習
ヒアリングは短時間で行う必要があります。
会社の課題を少しでも深く理解するためには、
事前に知ることのできる情報はしっかりと予習していく必要があります。
具体的には、指導員から共有される会社説明資料、直近数年分の財務資料などは、
しっかり読み込み、ある程度内容を整理しておく。
また、会社のウェブページが存在している場合にはそれも見ておくとよいです。
②SWOT分析を意識
どのグループに割り振られたとしても、
基本的には、SWOT分析を使って課題と対応を考えていくことになると思います。
ですので、ヒアリングや予習に際しても、SWOT分析を意識しておく。
つまり、強み・弱み・機会・脅威という切り口で要素を整理していくと、
その後の作業への接続がスムーズになると思います。
③将来も意識
会社が現在直面している課題にばかり目が行きがちですが、
むしろ提案の余地が大きいのは中長期的な課題への対応かもしれません。
忙しい経営者は、足元の課題に対しては日々思考を巡らせ手を打っていますが、
将来の課題への対応は手薄になっているケースも少なくないようです。
将来直面するであろう課題や、それをどう乗り越えようと考えているのか、
などを聞き取っておくと、奥行のある提案が可能になると思います。
④しっかりメモ
当たり前ですが、人任せでなく、メモはしっかり取りましょう。
基本的にヒアリングは一度きりです。社長に再確認することはできませんので、
メンバー各人がしっかりメモを取っておき、
作業の過程で不確かな点が出てきたら照合できるようにしておくと良いです。
おわりに
実務補習は経営者にガチンコで提案を行う大変エキサイティングな機会です。
真剣に、楽しく取り組んできてください!
《もなかの前回までの投稿(リンク)》
省エネ型一次対策その1 ~「重箱の隅をつつかない」ための方法論~ by もなか
「中小企業経営・中小企業政策」省エネ小技~「最も○○な業種」系問題を楽々クリア byもなか
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