合格体験記 ー道は続いているー byわかくさどう
タキプロ15期の わかくさどう と申します。
いよいよ5月も半ば、本当に時間が過ぎるのは早いです。
1次試験を受験される方は段々緊張感も高まってくる頃かと思います。
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■はじめに
本日のお題は合格体験記・・・
多年度生の私が合格体験記などおこがましいのですが、今回は受験生活を振り返って反省点や思うことをお話ししたいと思います。
■うまくいかないならプロに頼ろう
これは特に2次試験の勉強方法についての反省点です。
私は、ひとりよがりの独学中心で勉強してきて、テッパンのふぞろいシリーズに初めて目を通したのも2年目でした。意地を張っていたわけでもなんでもないのですが、1次試験は独学で実質3~4か月ほどの勉強で済んだので、同じ調子でいけるだろうと高をくくってしまったのと、当初は生涯学習的な位置づけで勉強を始めていて、仕事が忙しく予備校に通う時間も作りづらかったので、あまり情報収集もせずに流れで独学を続けてしまっていました。
2次試験はまあまあ癖のある試験なので、まずコツやテクニックを会得して勉強を進めるのが効率的だと思いました。受験勉強の仕上げに受けた予備校の単発講座は、ひとりで試行錯誤しながら得てきたものが、あっさりと網羅されていて、ちょっとがっかりしました。
それなりに出費も多くなりますが、時間には替えられないですし、診断士になって取り返してやる、というモチベーションにもなるかと思います。
■家族サービスを大切に
試験勉強中は、やはり勉強時間を捻出するため、家族のために費やす時間を削らなければならず、家族の理解と協力なくして受験は不可能だったなと実感しています。
私自身は、家族に普段不便を強いている分、せめて外食や旅行に行くときは割り切って勉強を忘れて楽しむこと、ボーナスはしっかりと家族に還元すること、に決めていました。(もちろんそれですべてがクリアになるわけではないですが・・・)
振り返っても、合格は本当に自分の努力というより家族の協力の証だな、と思います。
皆さんには、家族への感謝を忘れないことと、それを形に表すことをおすすめしたいです。
実は合格後の診断士活動も、程度は人によるかと思いますが、結構休日を費やさなければならない場面も多いです。これから先長い診断士生活にも理解と協力をしてもらうのですから、自分自身も家族のここぞという時を支えられるようにしっかりやっていかねばと思います。
■自分のペースで
診断士受験生は、子育て世代や働き盛りの年代の方も多いと思います。ひとそれぞれ仕事や家族状況も違っているとは思いますが、大事な大事な人生のタイミングと重なっている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私も受験期に幾度かそういう瞬間が重なって、本当にしんどかった時期があります。
考え方はいろいろあると思いますが、私自身を振り返って、必ずしも診断士受験が第一でなく、今でないとならないことを優先してもいいのではないかと思います。キャパオーバーの状態で、色々なことを中途半端にするよりも、きちんと足場を固めて前に進むことが自分には必要だと感じました。
先輩診断士の皆さんと接する機会が増えてきた現在感じるのは、魅力的な診断士の方々は、知識があるということだけでなく、さまざまな人生経験を積んで知識が血肉になっている方のように思います。人として魅力のある診断士になれるよう、これからも努力です。
■伝えたいこと
以上、なんだか弱腰の回のようですが、伸び悩んでいる方や多忙さに押しつぶされそうになっている方こそ、自分の意志を確かめるチャンスだと捉えていただきたいです。
しっかり自分と向き合って、辛いけれどやはり診断士になりたい、そう思える自分が見いだせたなら、自分に合ったやり方で進むべきです。
心から応援しています。
■おわりに
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回は、すぎも さんの登場です。
お楽しみに!
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