一度は受験をあきらめた！復活した私の合格体験記 byらむ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ１３期のらむと申します。

前回のDadaoさんの記事はいかがでしたか？解きやすそうで実は解けない、事例Ⅱ突破のメソッドが紹介されていて、とても参考になります！
もうすぐゴールデンウイークの今日この頃、本日4月23日（土）16時から、タキプロオンライン春セミナーが開催されます。
私、らむもライトニングトークやよろず相談に登場しますので、参加者の皆さんとお会いできることを楽しみにしています！

■自己紹介
■合格までの道のり
■三度目の1次試験
■初めての2次試験
■おわりに

■自己紹介

・ハンドルネーム：らむ
・職業：アウトソーシングサービス事業会社の事業企画担当
・住所：大阪府
・勉強方法：予備校→独学
・受験歴：1次3回、2次1回

就職活動をしていた学生の頃、「経営コンサルティング」に憧れがあったものの、特に行動に移さぬまま、なんとなく現在の会社に就職し、経理の仕事をしていました。経理の実務経験を積むにしたがって、アウトソーシングサービス提供先のお客様から経理相談で頼られることが増え、「やっぱりコンサルっぽい仕事をしてみたい！」というふんわりとした夢を描くようになり、受験にチャレンジすることにしました。

■合格までの道のり

私は1次試験を3回、2次試験を1回受けて、合格しました。どんな道のりだったかというと・・・

1年目
予備校通学で学習開始！受験生仲間と学生時代に戻ったかのような青春を謳歌。2科目合格。

2年目
引き続き予備校通学。一方、仕事が多忙を極め、ストレス過多で、勉強に集中できず。実力をつけていく受験生仲間に圧倒されて自信喪失。試験当日はプレッシャーに負けて6点足りず不合格（2科目合格）。

3年目　※空白の1年
新型コロナウイルス感染拡大。仕事で更に多忙になり、資格取得する目的を見失い、受験をあきらめる。ステイホームで断捨離決行、Netflixに夢中。なんだかんだ仕事も楽しくなり、充実したお休み期間。

4年目
ステイホームで出来るありとあらゆる娯楽を楽しみ尽くした結果、ついに他にやることがなくなり、なんとなく勉強再開。残りの3科目で1次試験合格（コロナによる科目合格延長あり）。1次試験合格後の短期集中で2次試験を勉強し、合格。

・・・という、回り道ありの多年度合格でした。
私の合格のポイントは、最後の年にあると思うので、4年目の勉強方法について、少しだけご紹介します！

■三度目の1次試験

三度目の1次試験勉強では、モチベーションが不安定で予備校に通う気力もなかったので、独学で勉強することにしました。
その際に使った問題集は、有名な、

・過去問完全マスター

のみです。理由は、1年のブランクがある中で、とにかく勉強を習慣化したいという思いがあり、習慣化するためにはやることを絞るべきだと思ったからです。とにかく毎日1問だけでもいいから過去問完全マスターをやる！を目標にして、毎日一途に過去問完全マスターを解きました。解説だけでは分からない問題は、テキスト（当時使ったのは大原出版の市販テキスト）で知識を補完しました。

また、毎日勉強を続けるための工夫として、こちらも有名ですが、

・みんチャレ　習慣をつくるアプリ
・Studyplus　学習内容をを可視化するアプリ

というアプリを活用しました。アプリは色々なものを試していて、その中で続いたのがこの2つでした。この頃は、テクノロジーを駆使して、モチベーションに振り回されず、勉強を習慣にすることに重きを置いていたように思います。

■初めての2次試験

ようやく2次試験への切符を手にしたものの、事例を解くのは1年以上ぶりと、かなりブランクがありました。なおかつ試験日まで約2か月と時間がない。悩んだ末、

・予備校に通わない
・通信講座を受けない
・模試を受けない

と、やらないことを決めました。そして、テキストは、こちらも有名どころですが、

・2次試験合格者の頭の中にあった全知識
・2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ
・2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ
・ふぞろいシリーズ

を使い、過去問を6年分解きました。

私にとって、独学はリスキーな決断でした。ただ、その決断をしたからこそ、短期集中で取り組むことができたと思います。総学習時間は約300時間でしたが、人生で一番勉強した！と思えるくらい密に勉強しました。

2次試験の勉強で最も重視したことは、なぜ私はこの解答を書くに至ったのか？という理由を明確にして次に活かすという、解答プロセスの徹底的な分析でした。また、テキストで知り得たテクニックは、一度は試して、良いものは採用、イマイチなものは不採用、と試行錯誤を重ね、私にとって最も有効な解答プロセスを確立しました。これが、私が初めての2次試験を突破できた大きな要因と考えています。（ちなみに、得点開示結果は、Ⅰ60点、Ⅱ60点、Ⅲ83点、Ⅳ62点でした！）