合格体験記~試験制度はしっかり理解すること by こと
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のことと申します。
今回で3回目の投稿になります。
これまでの記事はこちら↓
初めての事例Ⅲ by こと
【経営情報システム】極狭隙間時間の活用 by こと
皆様のお役に立てるようなワインノウハウを少しでもご紹介できればと思います。/
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■はじめに
改めて、自己紹介と受験歴について書かせていただきます。
ハンドルネーム:こと
年齢/性別:35歳/男性
職種:製造業の現場作業員
他資格:簿記3級、JSA認定ソムリエ
居住地:愛知県安城市
出身地:静岡県
受験歴:1次 3回 R1(2019)・R2(2020)・R3(2021))
2次 1回 R3(2021)
勉強方法:1次 LEC通学・通信(1.5年コース)
2次 独学(事例ⅣのみTAC通信)
■きっかけ
勉強をスタートしたのは、コロナが流行する前の令和1年(2019年)の2月頃からでした。
私の場合、こんな流れで資格を取得しようと思いました。
① 会社の業績が悪いみたい。不安だけど具体的にはよくわからないし、何をしたら良いのかもわからない。そんな自分を変えたい。
② 会社のことを理解するために知識をつけなければいけない。何か良い方法ないかな~。
③ 色々調べてみて、MBAと中小企業診断士になると会社について詳しくなれそう。
④ MBA→お金たくさんかかる。中小企業診断士→MBAよりはお金かからなそう。
⑤ 中小企業診断士を取得すると会社から50万円もらえることを知る。(結局転職したので、50万円もらえず。)
⑥ 資格取得を決意する!
■勉強方法を決める・・・独学か予備校か
資格取得しようと決めたのは良いけど、どうやって勉強すればいいのか迷いました。
最終的には、LEC通学・通信の1.5年コースで勉強することにしました。
私の場合は、理系でこれまで勉強したことがない科目ばかりだったので誰かに教わる方が楽だと思い、予備校に通うことにしました。
何校か見学して、大手なら安心かなと思い、TACかLECまで絞り、最終的に選んだのがLECでした。
理由は、費用と質問しやすそうな環境(人が少な目)という点でした。
それと、いきなり7科目はきついなーと思い、1.5年コースでスタートしました。
■3年かかった1次試験・・・試験制度はちゃんと理解しましょう!
●1年目(法務、経済、情報、中小)
1年目はLECの通学・通信コースで、暗記4兄弟(法務、経済、情報、中小)に注力しました。
LECのテキスト(FOCUS)は、ポイントが絞ってあり、初心者にとってはどこを覚えれば良いかわかりやすくてよかったです。
足りない部分は答練や模試、過去問で補う必要がありますが、基礎を覚えるのには十分です。
当時はテキストを中心に学習をしていて、過去問は1次試験の3か月前から始めましたが、見たことがない論点も多く、もう少し早めにやった方がよかったと思いました。
そして、迎えた本番・・・結果は・・・
法務:64、経済:60、情報:72、中小:68
合計:264点
4科目すべて無事に科目合格で幸先の良いスタートを切ることができました。
●2年目(経営、運営、財務)
2年目も引き続き、LECに通い、同じスタイルで勉強をしました。
結果から言うと、経営だけ科目合格で、運営、財務は合格できず、1次試験は不合格となりました。
点数は、経営:71、運営51、財務52でした。
合計:174点
原因の一つに勘違いがありました。
実は私、1年目の点数と2年目の点数を合わせて、平均60点以上とれば合格だと思っていました。
これは勘違いで、その年に受けた科目のみの平均で60点以上とる必要があります。
勘違いしていた私は1年目に264点も取ってるんだから、2年目に3科目で平均52点とれば、1年目と合わせて平均60点だから余裕じゃんと思っていました・・・。
勘違いに気づいたのは試験後、SNSにアップしてからコメントをいただき、気づきました(恥ずかしい)。
皆さんも試験制度はしっかりと理解するようにしましょう!
●3年目(運営、財務、情報)
1.5年で合格するつもりでしたが、1次試験も突破できず、モチベーションも下がりましたが、ここで諦めるわけにはいきません。
3年目にして試験制度を理解した私は、科目合格していない運営、財務に加え、既に科目合格しているけど1年目に点数の良かった情報を加え、試験に挑みました。
結果として、1次試験は合格できました。
点数は、運営:63点、財務76点、情報52点、合計:191点でした。
財務は苦手だったので、簿記3級、2級の勉強もして、強化をし、良い点数をとれました。
点数稼ぎ目的で受けていた情報はまさかの難化で52点でした。
過去に良い点をとれても、難化する場合がありますので、科目選びは慎重にしましょう。
■2次筆記試験・・・諦めないこと
3年目にして2次筆記試験初挑戦です。
●独学か予備校か
1次試験勉強開始当初はLECの1.5年コースでスタートしたので、2次試験に挑戦した3年目にはLECの授業は既に終了していました。
そのため、再度、予備校に通うか迷いましたが、2次試験も簡単には受からないと思い、とりあえず最初は独学で、ダメだったら来年は予備校に行こうと思い、独学を決意しました。
●独学で挑戦(事例Ⅳだけ通信)
独学でどうすれば合格できるのか、ブログ等で情報収集し、ふぞろいを購入し、1か月くらい試行錯誤しました。
手順を決めてルーティーン化し、過去問を繰り返すうちにどうにか80分で解けるようになりました。
事例Ⅳはどうしても独学で理解できなかったので、評判の良さそうなTACの事例Ⅳ特訓講座を受け、問題集と過去問を繰り返しました。
学習を進める中で、最終的に与件文の中から言葉を拾ってくることを重視するようにしました。
なんとか落ち着いて解ければいけるかも、でも自信はあまりない、そんな状態で試験に臨みました。
大切なのはルーティーン
●2次筆記試験前日~当日
・前日
有給をとり、準備をしました。
会場の下見は禁止されていましたが、落ち着いて当日を迎えるために会場内には入らず外から下見をしました。
お菓子が好きなので、お菓子をたくさん買いましたが、当日は食べる余裕がありませんでした。
・当日
とにかく遅刻しないために、一時間前に会場の最寄り駅に着きました。
会場に入ると、まずはトイレに行きました。
男子トイレは激混みですので、トイレマネジメントは重要です。
以下は試験の感想です。
事例Ⅰ う~ん、なんとか埋めた
事例Ⅱ う~ん、なんとか埋めた
昼休 事例Ⅱでやらかしたことに気づく。午後から帰ろうかな、でも奇跡が起こるかもしれないし続けよう。
事例Ⅲ う~ん、なんか同じことばかり書いたような気がする。
事例Ⅳ 一番できてそうな気がする。
そんな感じでこれは無理かもと思い、合格は諦めていました。
●合格発表当日
合格発表は午前10時発表でしたが、寝る前の23時くらいに見ました。
どうせ受かってないだろうと思っていたので、番号を見つけた時は『えーっっ・・・!!』っと声が出てしまい、間違えてないか何度も見返しました。
開示請求をすると事例Ⅰ:69点、事例Ⅱ52点、事例Ⅲ61点、事例Ⅳ62点、合計244点で、ギリギリ合格でした!!
試験中に諦めなくてほんとによかったと思いました。
その後、深夜にも関わらず、口述試験について急いで調べました。
■2次口述試験
筆記試験から口述試験までは1週間しかありませんでした。
合格率はほぼ100%ですが、さすがに対策はしないといけません。
試験内容は、筆記試験の事例企業について問われるということで、再度二次試験の試験を読み、設問を解きなおしました。
また、想定質問を予備校等が出してくれているので、そちらも解いておきました。
それと模擬面接も予備校等でしていますが、私はLECで模擬面接を受けました。
そして、無事に口述試験を受け、合格することができました。
■おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
見返してみると失敗が多かったなと思います。
少しでも皆様の参考にしていただければと思います。
次回はぺさまさんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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