最後に伝えたいこと Byマーティー

4事例共通

読者の皆さん、こんにちは。マーティーです。今回で6度目の登場です。これが最後の投稿です。前回までのブログは以下のご確認ください。

 (合格体験記事例Ⅱ事例Ⅲ事例Ⅳ事例Ⅰ)←是非、読んでみてください。

 気になったので今年の受験者と合格者を集計してみました。グラフにしてみると2次試験の受験者数は、2017年度以降、年々拡大していることがわかります。一方、合格率は、若干下降気味です。2017年度までの平均では、受験者(4,614名)と合格者(962名)の差(不合格者)は3,652名(合格率21%)ですが、2018年〜2021年度までの直近4カ年平均では、受験者(6,478名)と合格者(1,194名)の差(不合格者)は5,284名(合格率18%)となっており、不合格者が1,632名増加しております。上記より、直近4年平均で、2次試験の受験者数は、1,864名の増加となります。

2次試験受験者数拡大の原因は?

2次試験の受験者が拡大した原因は、

 ①副業緩和や老後の不安等から、診断士の人気が上昇した。

 ②一次試験の受験者数と合格率が高まり、合格者数が拡大した。

 ③スマホ等を活用した受験対策の通信教育が充実してきた。

などが考えられます。

 私は、原因はそれぞれは絡み合っていると思いますが、やはり、③の受験対策の通信教育の充実が最大の要因と思います。(難易度が低下したとは考えにくい)

2次試験の難易度は変わっていない?

 合格率は上述の通り直近4年平均で18%(2017年度まで平均21%)12%難化しています。が、2次試験の問題の難易度は変わっていないと思います。(あくまでも私の感覚に過ぎませんが、、、、)約1,632名の増加した不合格者も、従来どおり60点平均を獲得できる力があれば合格できると思います。そして、2次試験の勉強方法も変わりません。

2次試験合格への近道!?

一次試験の知識を使えるようにする

<勉強方法の工夫>

 二次試験では、事例企業の問題点の分析から課題設定、解決策の助言等が求められます。が、一次試験の知識が定着していないと、解答骨子も作れません。膨大な一次試験の範囲から2次試験によく使われる1次試験の知識を整理する王道は「過去問を分析・整理する」です。が、労力がかかりすぎます。そこで既に整理された予備校のテキスト等は重宝します。私は、1次試験を受けてそのまま2次試験でしたので、特に、一発合格まとめシートとクレアールの2次テキストのお世話にありました。

<活用した教材>

一発合格まとめシートの虹マークのあるページ、KECのロジックツリー、TACの2次直前対策テキスト、クレアールの2次テキスト

過去問に慣れる

<体得すべきお作法>

①与件分の構造把握、②事例の課題解決のお作法、③事例の分析方法のお作法、④設問毎の解答文のお作法、⑤解答骨子作り、⑥事例解法のプロセスと時間配分。

<勉強方法の工夫>

TACのみよし先生の教えである、自分への「自己報告書」を事例を解く都度に書いていました。100事例分の自己報告書を見返す中で、事例解法のお作法が整理され、定着してゆきました。

(特に、0点となった設問の原因分析とお作法の整理と克服方法の設定

<活用した教材>

TAC2次試験の講習とテキスト、TAC2次演習(添削付き)、クレアールの2次演習2年分48事例(解説講義&添削付き)、過去問10年分、模擬試験)時間計測した演習は100事例程度です。(1次合格から2次試験まで)

合格への得点獲得計画を策定する

 大きく分けて、①全事例平均60点戦略、②事例Ⅳを積み上げ戦略、③事例Ⅳカバー戦略、の3つの戦略が考えられます。

 この戦略(ゲームプランと言ってました)を策定することで、心穏やかにモチベを維持できたこと、やるべきことの選択と集中ができたこと、具体的な実行計画が明確になったこと、等がメリットとなりました。

 私の場合は、③の事例Ⅳを他の事例でカバーする戦略でした。

 さらには、事例Ⅳは50点でいい。経営分析系は必ず80%撮る!事例Ⅱか事例Ⅲのどちらかで、一発70点当てる!という戦略でした。

 もっと言えば、事例Ⅳは解答順決めの時間を設定。経営分析は独自のフレームワークを作って、作業の画一化を図りました。足切りだけは避けたかったからです。

 結果、事例Ⅱでお作法がハマリ、73点の大当たりで合格できました。

得点を積み上げる訓練をする。

 TACの模擬試験は、最低のE判定でした。しかし、落ち込むことはなかったです。想定の範囲でした。自分に不足しているは、得点積み上げ力と分かってからです。

 10月に入り、得点を積み上げる勉強法を探したところ、「ふぞろい」と「ネトタス」さんのYOUTUBEを見つけました。

「ふぞろい」は、合格分析3〜5を読みました。読んだだけです。キーワードの大切さを知りました。

「ネトタス」は、YOUTUBEを見て資料を購入しました。その資料は、試験開始直前まで、何度も何度も見返していました。キーワードをすぐ使えるようにするためです!

<活用した教材>

 ふぞろい、「ネトタス」のYOUTUBEと資料

まとめ

 1,632名の不合格者拡大も何のその、上位16%(偏差値60以上)に入れば必ず合格します。そのためには、得点積み上げ方法を体得できているかどうか、です。分析力、説明力など、診断士としての実力は皆さん既にお持ちの方も多いと思います。不足しているのは得点力です。診断士は、MBAではないです。職人です。国が定めるお作法を体得している人が合格する。そういう試験ですので自ずと得点を積み上げる方法も存在する。

 最後になりますが、実力をつける段階と得点力をつける段階を整理して計画することが合格の近道と思います。

次回はうららさんの登場です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

にほんブログ村

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です