独学で挑戦するための勉強の考え方byこみ

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こんにちは！はじめまして。タキプロ15期の こみ と申します。
今日のテーマは、「勉強方法」。私が独学で中小企業診断士試験に合格する上で、役に立ったことを紹介します。

私は、1次・2次ともに独学で取り組み、独学の良さと、大変さの両方を経験しました。

そんな経験の中で、皆さんの役に立ちそうなことをお伝え出来たらと思います。

今回は、特に、「考え方」について、語りたいと思います！

■自己紹介

以前に投稿したブログにも書きましたが、簡単にプロフィールを紹介します^^

年代：30代
職種：サービス業
受験歴:1次2回、2次1回
勉強時間：1次800時間、2次400時間
勉強方法：独学
得意科目：1次/企業経営理論、2次/事例Ⅰ

よろしくお願いします！

■はじめに（前回の私の記事と、ほぼ同内容です）

独学で試験に臨む上で、大前提であり、最も大切なこと。
それは、「出来る努力は、全部やる」ということです。

私も、1次試験、2次試験の対策ともに、合格した年は、出来る限りの努力量は確保しました。

① 平日は、5時半～6時半と、21時半～23時半は勉強
② 土日や仕事が休みの日は、基本1日12時間以上は勉強
③ 家事中や車通勤の時間は、Youtube（音声のみでも）で勉強

いろいろなコンテンツ（Youtube動画、タキプロブログはじめ様々な合格者のブログなど）を見ると、様々な経緯で合格した先輩方がいましたが、私はその中でも、とにかく努力量だけは誰にも負けないようにして合格された方の取り組みを参考にするようにしていました。

「このくらいやらないと合格は難しい」と敢えて思うようにして、自分の甘い考えを封じ込めるようにしていました。

多くの方に共通していたのは、「それぞれの生活の条件の中で、出来る努力は全部やる！」という強い気持ちだと思います。やはり合格者は、当たり前の基準が高い、と感じました。

特に「独学」は、予備校で道を示してくれたり、教材を指定してくれたりすることがありません。

その分、勉強方法や使用教材など、試行錯誤をすることが多くなると思います。

その試行錯誤の中で、自分自身に合った勉強方法を見つけたり、失敗も含めて様々な経験を積むことは、独学の大きなメリットだと思います。

しかしながら、試行錯誤の分、やはり効率さにおいては、予備校に通うライバルたちに追いつくのが難しい。

だからこそ、独学で合格を目指す人は、時間だけは負けない。勉強量は負けない。そういった気持ちは大切だと思います。

■「質×量」の「質」とは

学習の効果を高めるために、「質」と「量」は、車の両輪というか、２本の大きな軸になると思います。

この場合の「質」は、一般的には「効率」や「良い学習法」を表すと思いますが、敢えて、「時間の質」にも注目することが大切だと思います。

つまり、「同じ１時間だったら、誰よりも効果が高い１時間にする」意識です。

「何を使うか」「どんな方法か」も大切ですが、それ以上に大切なのは、「集中力の高さ」です。

１日３時間の勉強をする受験生が１０人いたとすると、その３時間の「集中力」は、学習方法以上の差を生み出すと思います。

どうやって集中力を高めるか、人それぞれ違う工夫をして、自分に合う「集中力の高め方」を考えることが大切です。

①机の上

机の上は、極力、必要ないものは排除した方が良いです。

・使わない参考書や問題集は、なるべく見えないところに置く

・文房具も、余計なものは置かないようにする

・何より強敵なのが、「スマホ」。机の上には絶対置かない。できれば、別の部屋に置いておくくらいが良いと思います。

②時間の質を評価する

私は、自分自身の集中力を、評価するようにしていました。

１時間ごとに、勉強時間を区切り、１時間の集中力や頑張り度合いに点数をつける

・時間を忘れるほど集中できて、問題集も満足いくほど進んだから、９０点。

・１時間頑張ったけど、ぼーっとする時間が多くて集中できなかったから、２０点。

・うとうとして、まったく集中できなかった。０点。

こんな具合です。

１時間ごとにタイマーを鳴らすようにして、学習時間を区切り、１時間を意識できるようにすることも効果的です。

１時間１時間を大切にすることにも繋がり、効果的だと思います。

③体力・仮眠

眠い時は、仮眠も大切です。

私は、「仮眠は２０分」と決めて、眠い時は潔く眠るようにしていました。

２０分以上眠ると、深い眠りに入ってしまい、起きれなくなると思い、２０分と決めました。

顔を洗って頑張る人や、エナジードリンクに頼る人もいるかもしれませんが、２０分の睡眠は、意外と頭も目もすっきりしました。

■ポジティブシンキング

ポジティブシンキングは、大切です。

難しい試験だからこそ、合否が最後まで読めない試験だからこそ、常に前向き。常に向上心。大切です。

私が、試験合格後、実務補修なで実務に触れて分かったことは、

1次試験の勉強も、2次試験の勉強も、どちらも実務でめちゃくちゃ役に立つ、ということです。

それは、試験勉強中には気づけないことでした。

「試験合格のため」だけになってしまうと、どうしても苦手科目や、上手くいかないときに、勉強すること自体に後ろ向きになりがちです。

でも、合格後、実際に手を差し伸べる会社や経営者のためになると思えば、前向きな気持ちでひと踏ん張りできるんじゃないかな、と思います。

つらい時こそ、合格後の自分を想像して、頑張ってみてください！

■勉強方法は、ぜひ試行錯誤を

参考書や問題集は、皆さん様々なものを使用しているので、意見は様々だと思います。

それぞれの書籍などは、人それぞれ向き不向きはあると思います。

人が使用した参考書を何も考えずに真似るよりも、自分自身で立ち読みなどをして、数ある参考書の中から自分に合ったものを「軸」として選ぶことが何より大切だと思います。

私は、1次試験の1科目分を読み終わったあとに、残りの科目は購入しなかった参考書シリーズもありました（その科目は、その参考書と、TBC受験研究会の参考書の2冊を読むことになってしまいましたが・・・）。

独学において、「軸」になる参考書を見つけることは、とても大切なことのひとつ。

効率に拘りすぎず、試行錯誤も必要なことだと思いましょう！

■予備校の無料動画を活用する

予備校に通っていない私は、特に2次試験において勉強方法や解答方法を学ぶことが難しく苦労しました。

予備校によっては、「Youtubeで講義の第1回目を無料公開しているもの」や、「いくつもの公開講義のアーカイブを無料公開しているもの」などが意外と多くありました。

Youtube以外のものは、その予備校のマイページ登録などをする必要がありましたが、それらは無料で出来るので、遠慮なく積極的に行いました。中には「ここまで無料で見られるの！？」と思うものも多く、過去問を解き始める前に方向性を知ることが出来ました。

そういったものは、独学だからこそ貪欲に取り組みました。

■SNSで勉強仲間を作る

最後に、モチベーションを保つ上で最も助けられたことを紹介します。

私は、Instagramで、中小企業診断士の勉強アカウントを作っている方を、片っ端からフォローしました。

その中の何人かと、たまにDMでやりとりを交わすようになり、それがモチベーションを保つ上でものすごく支えになりました。

予備校に通っている方に情報を教えてもらったり、独学の方の学習法を参考にし合ったり、純粋に、励まし合ったり。そういった関係性が、孤独な試験勉強を乗り越える上で非常に支えになりました。

私は、いわゆる「勉強アカウント」を作りませんでしたが、勇気のある方はそれを作るのもアリだと思います。

■おわりに

上記のようなことをして、独学での試験勉強を乗り越えました。

決して効率的な勉強方法などではありませんでしたが、とても楽しく、自分自身を成長させることが出来ました。

次回は、みそこに さんの登場です。 

お楽しみに！